私が愛用する収納グッズは「トリムバスケット」という商品。自宅はもちろんのこと、整理収納サポートにご訪問する際にも持っていくことが多く、既に100個以上は使っています。様々な場所で使える万能さが魅力のトリムバスケットをご紹介します。
収納グッズを選ぶ時のお悩みとして、種類がありすぎて何を買えばいいのかわからないという声をよく聞きます。
収納用品は、やみくもに購入していると全体的に統一感がなくなってしまいます。理想はやはり、効率よくスペースを使えて見た目もスッキリする収納グッズですよね。今回は、整理収納アドバイザーの私が多くのお客様のご自宅で活用している「トリムバスケット」の魅力をご紹介します。
3サイズ展開でスペースの幅に合わせやすい
トリムバスケット(左からスリム、ワイド、ラージ / いずれも税込110円)
トリムバスケットの一番の魅力は、奥行(28.7cm)は同じで、横幅が3種類あることです。スリム(幅13.0cm)、ワイド(幅16.5cm)、ラージ(幅21.5cm)と3種類の幅を組み合わせると、収納したい物の大きさや、スペースに合わせて使うことができます。
出っ張りすぎない取っ手が優秀
取っ手があるケースは、引き出す際に便利
収納バスケットには、取っ手付きの物と取っ手がない物がありますが、棚に置いて引き出して使用する際は、手がかけられる取っ手があると、とても便利です。
一方で、取っ手の出っ張りが大きすぎると、引き出し内の仕切りに使う場合や限られた奥行の収納スペースには不向きです。
おしゃれなラベルが付属している
前面はラベルあり(左)、後面はラベルなし(右)。用途や好みで使い分けしやすい
トリムバスケットは前後どちらを前にしても使えるデザインですが、片面のみにおしゃれなラベルが付いています。物を分類整理した際にラベリングするのは収納の基本でもありますが、案外ラベルシールを貼るのが面倒だという方も多いです。
トリムバスケットのラベルはシンプルでおしゃれな感じなので、簡単に手書きすることができますし、ラベルライター等で自作したい方は、ラベルなしの裏面を正面にして使ってみてはいかがでしょう。
トリムバスケットの使用実例
■収納庫内に置いて薬や文具の分類に
収納庫内の棚板に活用した事例
こちらは、収納庫内の棚部分にトリムバスケットを置き、薬や文具類を収納しています。横幅21.5cmのラージを2つ並べた総幅と、スリム(幅13.0cm)2つとワイド(幅16.5cm)1つを組み合わせた総幅がほぼ同じなので、収納する物のサイズに合わせて柔軟に組み合わせることができるのもトリムバスケットのいいところです。
■テレビボードの引き出し内の整理に
テレビボード引き出し内の仕切りに活用した事例
こちらはテレビボードの引き出し内に仕切りとしてトリムバスケットを入れた例です。トリムバスケットにはホワイト以外にダークグレーもあるので、インテリアや好みに応じて選べます。真っ黒すぎない色目もまた使い勝手のよさを感じます。
■キッチンの食材整理に活用した事例
大きな引き出し内での食品の分類に使用した事例
なんでも詰め込むスタイルで食材ストックに使っていた大きすぎる引き出しを、トリムバスケットで分類し、食品のカテゴリーごとに分けて収納し直した事例です。トリムバスケットは横幅を選べるので、入れたい物の量や引き出しの横幅に応じて調整しやすいです。
■高い位置にある吊り戸棚の収納に
吊り戸棚内の収納に活用
高い位置にある吊り戸棚の収納にも大活躍です。大きな取っ手付きのケースだと引き出しやすいのですが、取っ手が大きすぎると扉が閉まらない……ということもあります。取っ手が出っ張りすぎないデザインが、本当に優秀です。
今回は、私が愛用しているトリムバスケットの魅力と、活用事例をご紹介しました。スッキリ見せるためには収納用品の統一感も重要です。また、違う場所で違う用途でも使える万能さもまた、収納グッズを選ぶ際のポイントといえます。
「トリムバスケット」は、セリア、ダイソー、キャン・ドゥなど主要な100均ショップで購入することができるので、お近くのお店で見かけたら試してみてくださいね。
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