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2歳児が野菜を食べてくれない。幼児が食べてくれるママさん鉄板の野菜メニューは?

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せっかく子どものために作った料理を、子どもが一口も食べてくれなかったり、まずそうに口から出されてしまうと、ママとしてはとてもショックですよね。特に、栄養バランスを考え作った料理で、野菜だけを残されてしまうと「大丈夫かな?」と子どもの健康が心配になってしまうこともあることでしょう。あるママさんも、2歳の子どもが野菜を食べないと悩んでいるようです。

『2歳児が絶対食べてくれるメニューを教えてください! 2歳の息子が調理法によって野菜を食べません。ヨーグルトも食べません。食べなくなりました。食べてくれるのでよく作るのは、なめこと長ネギ味噌汁、炊き込みご飯、カレー野菜入りのハンバーグ、親子丼などです。レパートリーが増えなくて困っています。皆さん毎日何を作っていますか? 参考にさせてください』

野菜を食べてくれるようにメニューを工夫しているものの、レパートリーが少ないことに悩んでいるようですね。

子どもに野菜を食べさせたいときのおすすめメニューは?

丈夫な体を作るためには、食材をバランスよく摂ることが必要です。しかし子どもには食べ物の好き嫌いがあることも多く、野菜をはじめさまざまな食材を食べさせるにはママさんの工夫が必要な場合もありますよね。お子さんが野菜嫌いの場合、ママさんたちはどんな料理を作って子どもに野菜を食べさせているのでしょうか?

参考:東京都幼児向け食事バランスガイド「食育実施計画・評価例」

子どもの好きなメニューに野菜をプラスする

『カレーライス。いろいろな野菜を刻んで入れちゃう』
『お好み焼き。粉を極力少な目にしてキャベツ、豆苗、山芋をどっさり入れる』
『うちは揚げ物なら食べていた気がする。コロッケやメンチカツはいろいろな野菜を細かく切って入れても食べていた!』

カレー、お好みやきなど子どもの好物に野菜を刻んで入れるというママさんが多いようです。野菜の存在がわかりにくくなるため、いつの間にか食べてしまうのでしょうか。揚げ物などであれば、中身が見えにくいためすんなり食べてくれるお子さんも多いようです。

味噌汁やスープに野菜を入れる

『うちの場合、生野菜はネギ、玉ねぎ、トマトくらいしか食べないから、味噌汁に入れている』
『野菜のポタージュ。にんじん、かぼちゃ、いろいろきのこ、ブロッコリー、コーンそれぞれをバターで玉ねぎと炒めて小麦粉を少し、ミキサーにかけたらお鍋に戻して牛乳で伸ばす。全部混ぜるんじゃないよ、にんじんのポタージュって風にね。がんばれー』

お味噌汁やスープに野菜を入れるママさんもいました。汁系が好きなお子さんであれば抵抗は少なめかもしれませんね。また、ミキサーなどで野菜を細かくしてスープにすることで、たとえ苦手な野菜があったとしてもわかりにくくなり、食べやすさが増しそうですよ。

食欲を誘うよう見た目にも工夫を

『あんまり好き嫌いあるような感じしないから、ちょっと大変だけど盛り付けとか工夫してみたらどうかな。ご飯を一口サイズのおにぎりにしたり、おかずにそれぞれ可愛いピックを刺してみたり。見た目で喜んで食べるかも』

子どもに野菜を食べてもらうには、見た目の工夫も必要だと思うママさんもいました。筆者の子どももスープなどに入れているニンジンを食べませんでしたが、ニンジンを型抜きしてうさぎやぞうさんの形にすることで興味が湧いて、すんなり食べるように。今では大好物の一つです。またトマトなどにピックをさせば、子どもの興味を引けますよ。

お子さんの好きな食感や味を見極めるためにはトライあるのみ!

どうやら質問をしてくれたママさんはお子さんの野菜嫌いだけでなく、「子どもが好きそうな料理」を我が子が食べないことも心配なようです。

『2歳児がたべそうな、ポテトサラダや肉じゃが、ゼリーなんかも食べなくて大丈夫かー? と。これは偏食なのか? と心配でした。ケーキを作ってあげても食べないので悲しいです…』

たしかに世間一般には、子どもが好きそうな料理というのは存在しますよね。しかしあくまでもそれはイメージに過ぎないのかもしれません。お子さんによっては意外な食べ物が好きだったりするので、子どもがどんな食感や味を好むかは、さまざまな料理を出してみて反応を見ていくしかないのではないでしょうか。

『生のセロリ、キャロットラペ、蓮根ちょっとだけ湯がいたサラダ……みたいな、シャキシャキした歯ざわりの野菜しか食べなかったよ。あとキノコとワカメ。そんなの小さい子が好むと思ってなかったから驚いた。お子さんが好きな味付けや食感を見つけるしかないと思う』

ご飯をつくるママにしたら、栄養バランスも考えつつ、子どもの食べてくれるメニューを用意するのは大変なもの。しかし味や食感、見た目を工夫しながら料理をすれば、きっとそのうち子どもが「美味しい」と食べてくれるレパートリーが増えるはず。「野菜は嫌いだから」「どうせ食べてくれない」と諦めずに、さまざまな食材をいろいろな調理方法で作ってみてくださいね。

文・物江窓香 編集・一ノ瀬奈津

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