(1)相談する
まずはこれしかありません。先輩や上司に対して「キャパオーバーだ」というエスカレーションをしましょう。
この時に「とにかく無理です」と言われると判断する側も困るので、どんな面で自分自身が難しいと感じているのか、実際の影響(残業や体調不良など)をまとめて話すことが必要です。
仕事の割り振りが変更されたり、人を雇うという話になる可能性もあります。単純に「そこまでやばいとわかっていない」パターンは割とあります。
(2)自分の仕事量を正確にはかる
そもそもどの程度仕事をしているのか? のタスクを洗い出して、自分のキャパオーバーが「仕事量」なのか「仕事の責任」なのかというカテゴリ分けをしましょう。
業務量は多くなくても、考えることが多くてアウトプットに結びつかない場合と、単純に雑用的な依頼が多くて時間を消費しているのとでは、相談すべきポイントも変わります。
また、自分の仕事を客観的に抜き出して整理することで、「(1)相談する」場合にも役立ちます。
(3)無理にでも休む
精神的に疲れており、正常に判断ができないと思われる場合は思い切って「休む」を挟むのがオススメです。
平日含めて2~3日休むだけでもずいぶん気持ちは楽になったりします。
とにかく仕事に終われてキャパオーバーという場合は、何も考えられずに「つらい」となるので、病欠でもなんでも無理やり理由をつけて休むことをオススメします。
辞める前にできることは全部やってみよう
「あー無理! 無理です!」となる瞬間は、仕事をしていると無限にあります。
若手の時と、中堅~シニアの悩みはまた違うと思われがちですが、「自分のヤバさをどう検知して、それをどう対処するのか」というのは、人生をやっていく上でどんなフェーズにおいても重要です。
「人に話す」「自分のつらさの分解をする」「休みを取る」、多少の違いはあってもこの3つに集約されていきます。
その上で、会社側が対応してくれない、もしくは「そもそも今の仕事に向いていない」などと思うならば、転職などを含めた「仕事を辞める、変える」判断をしてみましょう。
一度冷静になってみて「やれそう」と思うのならば、ストレッチの機会だと思って頑張ってみてももちろんOKです。
自分のキャパシティを把握し、必要ならば容量を増やすチャレンジをして頑張りましょう。
(ぱぴこ)
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