以前、良い男の条件は“3高”(高収入、高学歴、高身長)と言われていました。でも、出会ったときは高収入でも、結婚後、無職になってしまったなんてことも。明日、なにが起きるのか分からない現代で、一番大切なのは“修正力”です。修正力がある人が持っている“3つの要素”をご紹介します。
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本当の“良い男”の3つの条件とは?
現代に大切な能力は、“修正力”
以前、良い男の条件は“3高”(高収入、高学歴、高身長)と言われていました。
でも、現在は不景気による会社の倒産やリストラも増えているため、出会ったときは高収入でも、結婚後、無職になってしまったなんてことも、なきにしもあらず。
明日、なにが起きるのか分からない現代で、一番大切なのは“修正力”です。
つまり、3高といった表面的なことよりも、会社が潰れても、リストラにあっても、地震が起きても、それでも立ち直る力が大切なのです。もちろん、女性もその修正力を持っていたいものですが、パートナーにもそういう力がある人を選びたいもの。
今回は修正力がある人が持っている“3つの要素”をご紹介します。
精神的に強い男
世の中には、自分の都合が悪くなるとフェイドアウトをする人も少なくありません。私のブログにも、こんなお悩み相談が来ました。
「10年付き合った彼から一方的にメールでお別れを言われ、その後、何度連絡しても、音信不通です」と。
なんとも可哀相な出来事です。10年も付き合った相手に対して、メールで一方的に別れを切り出すのは、誠実さがありませんし、その後、音信不通をして逃げるのも、精神的に弱すぎます。
でも、これをブログで紹介したときに、読者の方から、恋愛に限らず、仕事でも「逃げ癖」が付いている男性が周りにいると、コメントがきました。
例えば、
「派遣先の上司が『ずっと長く働いて欲しい』と言っていたのに、不景気の影響で契約終了に。その上司は、送別会にも現れませんでした」
「仕事でトラブルが起きたとき、上司は真っ先に責任転嫁をして逃げた」など…。
自分の立場が悪くなると、そそくさとフェイドアウトする“逃げ男”は、意外と多いようです。
本人はスマートな対応をしているつもりかもしれませんが、周りから見れば、単に逃げています!
こういう人と付き合ったり、結婚をしたら、大変です。
結婚したら、良いときばかりではなく、色々な問題が起きるもの。そんなときに逃げ癖のある人をパートナーにしてしまったら、幻滅してしまうことも多いでしょう。
トラブルが起きたときこそ、“その人の真価”が見えるもの。
どんなトラブルにも逃げずに立ち向かえる“強さ”のある男性かどうか、きちんとチェックしておきましょう。
柔軟な男
あなたの彼は“柔らか頭”を持っていますか?
修正力があるかどうかで、一番大切な要素といっても過言ではないのが、“柔軟さ”ではないでしょうか。
トラブルが起きても、「もう終わりだ!」と絶望しないで、「今の環境だからこそ出来ることは?」と思考の転換をできる人や、自分のやり方に固着せず、どんどん新たなアイデアを取り入れられる人こそ、どんな問題にも対応できる、修正力のある人と言えるでしょう。
結婚生活でも、「こうあるべき!」というものを持っている人(=頑固な人)ほど、崩壊しやすいと言われています。
今まで別々に暮らしていた者同士が一緒に住むとなると、「バスタオルを毎日取り替えるのか、2日に1回でいいのか」「毎日、味噌汁を飲むのか、たまにでいいのか」など些細な違いが、お互いのストレスになるものなんです。
そんなときに、パートナーが「こうあるべき!」と自分の好みばかりを押し付ける人だと、苦労することになります。反対に、押し付けた方も、相手が思い通りにならないと、よりストレスを溜めてしまうでしょう。その結果、家庭崩壊が起こるというわけです。
柔軟性のある人は、「器の大きい」とも言えるます。どんなことも難なく受け止めることが出来る人は、魅力的ですよね。
ただ、柔軟性のある人は、同じく柔軟性のある人を好む傾向があります。
もしそういう男性とお付き合いをしたかったら、自分自身も柔軟性を持った人になれるように、心がけましょう。
人に対して思いやりのある男
トラブルなどを解消したくても、自分の力ではどうすることもできないこともあります。そんなとき、仲間が助けてくれることもあるでしょう。
「類は友を呼ぶ」というように、思いやりのある人の周りには、思いやりのある友達が集まっているものです。その人の“人徳”とも言えるでしょう。
「論語」で知られる孔子も、人にとって一番大切なものは「仁」(=思いやり)だと言っていました。結局、恋愛でも、どんなテクニックよりも「相手を思いやる気持ち」こそが、最大の効果があるものです。
ただ、思いやりを持つというのは、結構、難しいものなんです。
上っ面の優しさと思いやりを勘違いしている人も意外と多いです。
上っ面の優しさは「相手に嫌われたくない自分の弱さ」(=自己愛)からきています。でも思いやりは、相手のことをきちんと思いやること(=他人愛)なんです。
例えば、過ちに気付かないでいたときに、きちんと叱ってくれる人こそ、思いやりのある人です。(※怒るのと叱るのは違うので、ご注意!)
人を叱るのは、叱られる人と同じくらい、心が痛むものです。叱られたときは、相手の痛みにも気付ける人になりましょう。
またほとんどの人が、機嫌が良いときや好きな人の前では、優しいものです。それを思いやりだと勘違いしがちです。
だから、相手が機嫌の悪いときに、周りに八つ当たりをしないか、好きな人以外にも思いやりを見せられるかどうかは、要チェックです。例えば、レストランの店員やタクシードライバーなどに対しての態度も見ておくといいでしょう。