マスクで感染予防をしたいけど、メガネが曇ってしまう…そんなときに試してほしい、警視庁が考案した裏技をご紹介
中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、使い捨てマスクの需要が高まっている。しかし、予防したくても「メガネが曇ってしまうのでマスクはちょっと…」と尻込みしてしまう人は多いのではないだろうか。
しらべぇ編集部では、警視庁が「災害時の埃等防止」のために考案した「メガネが曇らないマスクの付け方」を検証。実際にものすごい効果を発揮したので、ご紹介したい。
■そのままマスクを付けると真っ白に
今回は、PC作業の際にメガネを着用している女性記者に協力を依頼。「くもり防止」など特殊な加工が一切施されていない、シンプルなマスクをそのまま着用してもらったところ、ものの数秒でメガネが真っ白に曇ってしまった。
では早速、警視庁が考案した「メガネが曇らないマスクの付け方」を2パターンご紹介したい。
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①マスクの上部を内側に折る
その場ですぐ実践できる手軽な方法としては、「ワイヤーなどが入っているマスクの上部を内側に折る」という方法がある。たったこれだけで、メガネが曇らなくなるという。
写真のようにマスクの上部を内側に折り、先程と同様に記者に試してみてもらった。
すると、ほとんどメガネが曇らなくなり、編集部内でも驚きの声が。つけ心地に影響もないそうで、見た目も全く違和感はなかった。
②4つ折りにしたティッシュを挟む
2つ目の方法は、写真のようにマスクの幅に合わせて4つ折りにしたティッシュをマスク上部と鼻の間に挟むというもの。ちなみに、検証に使用したのは「小さめ」サイズのマスクだったため、ティッシュの両端を折って調整。こちらも同じ記者に試してもらったところ…
先程のマスクを折る方法よりも、さらにマスクが曇らなくなった。しかし、鼻がティッシュで覆われる状態になるため、かなり息苦しくなってしまうようだ。
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■しらべぇ編集部では①をオススメ
検証の結果、手軽さとつけ心地の良さから、しらべぇ編集部としては①の方法をオススメしたい。画像は左がビフォー、右側が①の方法を実践した際のアフター画像で、比較してみるとその効果は一目瞭然。
新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザや花粉など、今後しばらくマスクが手放せない時期が続く。メガネとマスクを併用する人は、ぜひ試してみてほしい。
(文/しらべぇ編集部・越野 真由香 撮影/キモカメコ佐藤)