3.スクリューブラシに取ったBは、眉頭を外し毛流れに逆らってとかしつけ、さらに、毛流れに沿ってつける。
4.A-①のパウダーを眉の内側にトントンとのせる。
5.A-②のピンクはノーズシャドウとして使用。眉頭下に8mmほど影を加える。
6.Cのリップは中央にクルクルと円を描くようにのせる。あとは全体に軽くなじませる程度でOK。
花柄ワンピース¥15900/ロコンド(MANGO) リング/スタイリスト私物
春色として欠かせないのがピンク。でも、一歩間違えると子どもっぽくなるのが難点。「私も大好きなピンク。大人が使うときは、あえて寒色と組み合わせると甘くなりすぎず、ピンクがグッと生きてくるよ」とイガリさん。暖色と寒色、その真逆の色の組み合わせで起こるメイクの化学反応が楽しみ。肌のふくらみやハリ感もきちんと出せるから、MAQUIA世代にもおすすめ。
A_春の日差しのようにやわらかなブラウンピンク
大人のピンクを印象づける、ブラウン味漂うピンクマスカラ。エアリーフェザーな上向きまつ毛がひと塗りで実現。ブルーミングブロッサム カールラッシュマスカラ ブリリアントブルーム 01(限定発売中) ¥3000/ジルスチュアート ビューティ
B_大人クールな春パレット
パワーピンク×グレーの洗練された色の組み合わせ。ふわっと軽やかでマットな質感。デザイニング カラー アイズ 130 ¥6800/スック
C_温かみのあるローズウッドカラー
落ち着いた大人の唇を演出するローズカラー。超美発色。ルージュ アリュール ヴェルヴェット エクストレム 132 ¥4200/シャネル
D_幸福感をもたらすイエローオレンジ
骨格を際立たせるハイライトカラーがジョイントされたチークパレット。コンスピキュアス チークス 09 ¥6800/アンプリチュード
巧みに寒色を仕込んでピンクの甘さを色っぽさに変換
「大人のピンク」使いは、さじ加減で簡単に甘さをコントロール可能。例えば、ザ・ピンクのアイシャドウをメインにするときも、寒色をベースに仕込むことで、ピンクで満開になることはない。また、マスカラをピンクにする場合も、くすみ感のあるピンクを選べば一気に大人まつ毛に。こうやって仕上げたメイクには、甘さより色っぽさが優位に。
1.アイシャドウB-①をアイホール全体に指でのせる。B-②をブラシにとり、まぶたの中央にトントンとのせ、両サイドへなじませる(キワにはのせない)。
2.下まぶたにはまずB-②を目尻から2/3部分にインサイドライン状にのせ、さらに、B-①を目頭からライン状に重ねる。
3.B-②とB-③を混ぜて、目尻にくの字状にのせる。
4.Aのマスカラを上まつ毛の根元にあてて、とかしつける。このとき、目頭寄りのまつ毛は内側に向かって斜め上にとかすようにつけるのがポイント。
5.Cのリップはブラシにとって、軽いタッチで小刻みに動かしてなじませる。