食事の回数を増やしてダイエットする人もいますよね!食事の回数は、何回が良いのでしょうか?1日1食の場合~5食の場合に注意すること、食事回数を増やすことでダイエットになる理由について、解説します。
なぜ食事は1日3回が良いといわれている?
江戸時代中期までは、1日2食だったといわれています。しかし1日2食では必要な栄養素を摂取できず、1日3食が理想であるといわれるようになり、徐々に定着していったようです。
厚生労働省も1日3回の食事をすすめている
厚生労働省も、「栄養3・3運動」という運動をすすめており、1日3食が良いと提示しています。ビタミンやミネラルなど、1日に必要な栄養素を摂取しようと思うと、1日3食が理想的というわけですね!
1日○食、どんなことに注意が必要になる?
ダイエットには○回の食事が良い、というのは人により異なるため言い切るのは難しいといえます。ライフスタイルも人により異なるため、必然的に食事の回数が決まってしまう場合もありますよね。
1日1食~5食の、例をみていきましょう。
1日1食の場合
1食で摂取できるエネルギー量にも限度がありますよね。1日1食では、必要なエネルギー量、栄養素を満たすことは難しいといえます。
空腹時間が長くなるため、栄養の吸収も早くなり、ダイエットには不向きといえます。
1日2食の場合
1日2食の場合、朝食を抜くという場合が多いのではないでしょうか。朝食は体内時計をリセットし、体に1日の始まりを伝えるはたらきがあるため、摂取するほうが良いでしょう。
1日2食の場合も、食事と食事の間が空くことはデメリットといえます。
1日3食の場合
一般的な食事回数ですね。人間の脳は、活動するためにグリコーゲンが必要ですが、食事によって摂取した分は5時間程度しかもたないといわれています。
その点から考えると、1日3食は理にかなっているといえますね。
1日4食の場合
1日の食事回数が増えるときに注意したいことは、摂取カロリーが多くなること。
空腹感は減りますが、すべての食事を同じ量だけ食べていると摂取カロリーが多くなり、ダイエットどころか太ってしまうなんてことも。
1日5食の場合
食事の間隔が短いため、空腹感は感じることが少なく、“食べたい”という欲求も減るでしょう。5食の場合も、摂取カロリーには注意したいところ。
ダイエットに食事回数を増やすのが良いといわれている理由は?
血糖値が関係しています。
食事をすると血糖値は上がります。空腹の状態で食事をすると、一気に血糖値は上がってしまい、インスリン分泌が多くなり、体脂肪を溜め込みやすくなります。そのため、食事の間隔をあけない=食事回数を増やすことで、ダイエットに良いのではないか、と考えられているわけですね。
食事回数の増やし方にも、以下のようなコツや注意点があるため、参考にしてみてくださいね。
食事回数を増やしてダイエットをしたい場合のコツ
夜に食べすぎない
食事回数を増やすと、夜遅くに食事をするということもあるでしょう。夜に食べた食事分のエネルギーは、日中と違って使われることが少ないため、1日の最後の食事は軽めまたは早めに摂取するようにしましょう。