顔の印象を大きく左右するほうれい線。このほうれい線を消すことが少しでも出来たら嬉しいですよね。実は、毎朝のメイク前のマッサージで、浅くすることができます。用意するのは、メイクブラシ1本だけ。特別な器具もテクニックも不要です!
ほうれい線を消すマッサージ方法!原因は「顔のたるみ」だった⁉︎
左がマッサージ前で、右がマッサージ後。マッサージでほうれい線が薄くなる
顔の「見た目年齢」を大きく左右するほうれい線。「スキンケアをちゃんとしているのに、ほうれい線が深くなるばかり」と悩んでいる方は、頬のたるみが原因かもしれません。
たるんだ頬をキュッと引き上げ、ほうれい線を目立たなくする即効性抜群のケアが、頬の「リガメント」のマッサージです。リガメントとは、皮膚と骨と表情筋とをつなぐじん帯の部分を指します。
リガメント周辺のコリをほぐすと、頬が引き上がった印象になり、ほうれい線が目立ちにくくなります。
ほうれい線を消すマッサージに必要なもの
右:肌をうるおす保湿クリーム / 松山油脂 (税込1,760円)
●クリーム
●メイクブラシ(アイシャドウ用など、凹凸のない直径5mm程度の棒状のもの)
肌の摩擦はNG!顔にクリームを塗る
油分の多いクリームなどを用いて、マッサージによる肌の摩擦を減らす
マッサージは朝のスキンケアの後に行うのがおすすめ。肌のすべりを良くし、摩擦を減らすためにクリームや乳液などの保湿アイテムを塗っておきます。
ほうれい線を消す!マッサージのポイント
1.頬のリガメントを探す
指で引き上げてリフトアップするポイントを探す
頬のリガメントは、頬骨のライン上にいくつかあります。頬骨に沿って、中指でこめかみに向かって斜め上に押し上げたとき、ほうれい線が目立たなくなるポイントが数か所あるはず。
この部分が「リガメント」です。ほうれい線の始点となる小鼻の横からスタートし、それぞれのポイントをマッサージしていきます。
2.小鼻の横からブラシの柄でマッサージ
小鼻の横に痛気持ちいい部分がある
まず、ほうれい線の始点となる小鼻のキワのあたりをほぐします。メイクブラシの柄の部分をあて、小刻みに動かします。スティックの向きを斜め上、横、斜め下と変え、3方向からマッサージしていきます。頬骨のコリをほぐすようなイメージです。
3.黒目の下までリガメントをほぐす
ほうれい線に効くのは、黒目の下の範囲まで
小鼻の横を始点に、ほうれい線に沿ってスティックを黒目の下までずらしながらマッサージします。
こっている場合、軽い痛みを感じる部分もありますが、ゴシゴシこすったりせず、優しく解きほぐすようなイメージで行いましょう。片頬あたり30秒程度が目安です。
4.指で頬のリガメントを全体的にもみほぐす
こすらず、優しくもみほぐす。
手を握り、人差し指の第2関節を小鼻の横にあて、頬骨のラインに沿ってくるくると動かします。
リガメントのマッサージは、長時間やるのではなく、すべての工程を含めて1分程度で済ませるようにしましょう。
ほうれい線を消す即効性バツグン!メイクの前にまずはマッサージ
メイク前にはもちろん、メイク直しのタイミングにもおすすめ!
マッサージ後、頬骨が引き上がり、ほうれい線が目立たなくなりました。また、リンパの流れが良くなることで顔色が明るくなり、若々しい印象に。即効性が期待できるマッサージですが、継続することで、ほうれい線が深くなるのを防ぐこともできます。
朝のメイクが上手に仕上がると、1日が楽しく過ごせる気がしませんか? 皆さんもぜひ試してみてくださいね。