『スッキリ』ハリセンボン・近藤春菜が、不倫騒動後に初の公の場で謝罪した東出昌大に言及。妻・杏への配慮に称賛の声があがっている。
タレントの近藤春菜が、18日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に出演。俳優の東出昌大に質問した芸能リポーターに疑問を呈した。
■東出の謝罪にコメント
番組では、不倫騒動について東出が謝罪した件を特集。近藤は、2月18日に報道陣に対して「そっとしておいてください」と配慮を求めたことに触れ、今回の東出の数々の発言について「(杏の)傷口を広げないように言葉を慎重に選びながらお話されてたなって印象」とコメントした。
その上で、一番の被害者である杏をこれ以上傷つけないために、番組でコメントすることについても「言葉とか考えていかないといけない」と主張した。
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■芸能リポーターに苦言
リポーターに対しても「プロの方の仕事ですし一生懸命やられているのはもちろん分かりますけど。印象的な言葉を、新しい言葉を引き出したいというのは分かるんですけど…」と理解した上で、言葉選びについては疑問を抱いたよう。
「東出さんに向けた言葉だとしても、東出さんの先に人はいて、杏さんはいて。なのでその方に向けての質問でもあるんだってことを思いながら質問していただきたいな」と語った。
また、「杏と唐田えりかどちらが好きなのか」という質問には「そういう次元の話ではもうなくて、そこではなくてっていう…前向きかどうかは言ってないですけども『話し合えた、謝罪が出来た』って言う事実が知れたらいいんじゃないかなって」と苦言を呈した。
■杏に対する配慮に反響相次ぐ
「杏さんの『そっとしておいてほしい』ってところが、ちょっと違ったかたちになってしまっている」と同情した近藤。
彼女のこうした杏に対する配慮に、ネット上では「本当にそれだよ」「良いこと言ってくれてた」「気持ちを代弁してくれた」「杏さんのこと気遣ってくれて嬉しい」との声が続出している。
また、言葉選びを大切にしようとする姿勢を称賛する声もみられた。
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■記者の質問に違和感を覚えた経験は…
賛否相次いでいるリポーターの質問だが、しらべぇにはこのような調査がある。編集部が全国20〜60代の男女1,537名に「記者会見での記者の質問に違和感を覚えた経験」について聞いたところ、6割以上が「経験あり」と回答している。
視聴者目線で、常に被害者や弱者に寄り添っている近藤。彼女の気遣いは、テレビ越しに多くの視聴者たちに届いているはずだ。
(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)