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子どもが「家事はママの役目」と思っていませんか?

子育て

家族が「家事はママの役目だから、やってもらって当然」と思っていませんか? 家事をみんなでシェアすると家族にとっていいこといっぱい!というのはNPO法人tadaima!の三木さん。

子どもとうまく家事分担したいのに……

"下の子どもが小学5年生になったので、パートに出ることにしました。それをきっかけに、家族4人で家事を分担してみようと考え、一度家族で夕飯時に「家事シェアをしよう」と提案しました。
自主的に上がった家事は「ゴミ集め」「ゴミ出し」「風呂掃除」など。
それでも少しでもやってくれればマシかと思い、そこからはじめよう、と思ったのですが、いざ始めてみるとこちらから指示がないと動きません。
1か月経ったいまでは、夫と長女はすっかりやらず、次女がお風呂掃除を毎日声を掛けてやっとやってくれます。
家はみんなで生活する場で、お互いに助け合っていくものだと思うのですが、伝わっていないのだと思います。どうやって「自分事化」して家事シェアをしていけばうまくいくのでしょうか?"

ママが家族との話し合いを諦めていませんか?

www.photo-ac.com

はじめまして。NPO法人tadaima!という団体をやっております三木智有といいます。
tadaimaでは家事シェアをする方法やする意味をパパ・ママに向けて広める活動や、元インテリアコーディネーターだった知識を活かして子育て家庭のためのモヨウ替えコーディネートを行っています。

家族のみんなが、なかなか家事シェアを主体的にしてくれないとのこと。悩みますよね。
もしかしたら、ご家族には「なんで家事シェアしないといけないの?」という気持ちがあるのかもしれませんね。相談者さんは下のお子さんが小学校5年生になったから、パートに出ようと思ったとのこと。パートに出たいと思った理由は、ちゃんと家族に伝わっているでしょうか?

家計のため、自分も社会に出て何かをやりたい、パート先の仕事が好き、自分もお金を貯めてやりたいことがある(旅行でも、欲しいものでも)。
いろんな理由があると思いますが、相談者さんの「家事シェアしたい!」という本気の気持ちを家族につたえることって、とても大切です。

ご相談を読ませていただくと、きっとこれまで家事を一手に担ってがんばってこられたのだと思います。ご家族は、そんな相談者さんに支えられながらこれまで暮らしてきた。相談者さんはご家族にとって頼れるライフラインだったのだと思うのです。ご家族の人からすると、それが当たり前になっている生活。「突然」生活のスタイルを変えたいという申し出をうけたら理解まで、やはり時間がかかります。そしてさらに新しい習慣が家族の中に浸透していくのにも時間が必要になると思うのです。

だから、まずは相談者さんの「働きにでたい」という想い。「家事をシェアしたい」という想いをあらためて伝えてみて下さい。

自分がやらなきゃ、という主体性は育つの?

www.photo-ac.com

まずは相談者さんが何を家事シェアしてくれたらパートに出て働きやすくなるかを考えてみましょう。
家事を普段やってなかった人に、いきなり自由回答で「どれをしてくれる?」と聞いても「比較的楽そう、できそう」なものしか出てきません。それであれば何をしてもらえば楽になるか、先に話してみましょう。

たとえば、こんな感じです。
「いつも洗濯物の行方を聞かれるから、自分の洗濯物は自分でたたむようにしてほしい」
「夕飯後の時間はみんなで家事タイムにしたい。ママは食器洗いをするからお風呂掃除をして」
「朝の時間がとても忙しいから、ゴミ出しをしてほしいな」

家事は流れの中で行うものですから、なにかタスクだけを切り取るよりもこうして前後の流れや理由を伝えてあげたほうが伝わりやすいと思います。

そしてさいごに。
ゆだねた家事については、

このふたつを徹底して守って下さい。
まず、やっているところをじーっと見てしまうと、やり方の違いや要領の悪さが目について口を出してしまいたくなります。それが、相手のやる気をめちゃくちゃ損なわせてしまいます。
もしやり方がわからなければ聞いてくる。それを信じましょう。
そして失敗も大切な経験です。

「自分がやらなかったら、ゴミ箱からゴミがあふれているな」という気付きが責任感につながるのです。

そして「いつやるの?」と口を出さない。
任せたからには、担当している人のタイミングにゆだねてください。
ちゃんと委ねる姿勢を示していかないと、いつまで経っても「自主性」は芽生えていかないものです。

相談者さんのご家庭の家事シェアがうまくいきますことを願っております!

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