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周りと比べず、自分を肯定してあげること。田中みな実の人生軸

エンタメ

マイナビウーマンのコア読者は“28歳”の働く未婚女性。今後のキャリア、これからどうしよう。結婚、出産は? 30歳を目前にして一番悩みが深まる年齢。そんな28歳の女性たちに向けて、さまざまな人生を歩む28人にインタビュー。取材を通していろんな「人生の選択肢」を届ける特集です。

今の仕事は、求められたことに応えてきた結果

最近は、テレビ番組のMC以外にも幅広い仕事に挑戦している田中みな実さん。雑誌を読んでも、インスタグラムや密着番組を見ても、一つ一つの仕事に対して全力で、完璧に仕上げている姿が印象的だ。

「お芝居も雑誌も美容のお仕事も、オファーをいただいて、求められたことに120%で応えて、気付いたらこのように形になっていました。右も左も、向いているかどうかすら分からないけれど、『求めてもらえるのなら、そこで頑張ってみよう』。そう思えたのです」

生きていると、ちょっとしたことで悩んだりつまずいたりする。毎日のように「ああすればよかった」「こう言えばよかった」と頭の中で反省会を繰り広げてしまう。田中さんは仕事でそんなふうに悩んだことがないのか、尋ねてみた。

「『あの番組で、あのとき、ああいう返し方が適切だったかな?』そんなふうに悩むことはしょっちゅう。でも、今置かれている環境に対して必要以上に考えたり悩んだりしないようにはしています。たま~に深く考え込んで負の感情に支配されてしまうこともあるけれど……(笑)。

立ち止まって悩んでいても、物事はすさまじいペースで進んでゆく。ならば、根拠のない自信を持って進んでみた方が、おのずと結果が伴うんじゃないかなって」

強い。とにかく強い。自分を信じて進む、というブレない軸を持っているから迷わないのだ。いつだってまっすぐで、全力だ。

「TBSを退社してから、『フリーになってよかった?』とよく聞いていただくんですけど、必ず『よかったと思う』と答えるようにしています。そりゃあ、局に残ればよかったと思った瞬間も度々ありましたよ。でも、自らの決断を自らが肯定してあげないで、誰がしてくれる? 進むべき道を決めたら、間違っていなかったって自信を持つことも大切だと思うんです」

だけどそんな彼女も、自分自身の仕事を振り返って反省することがあるという。

「『これでよかったのだろうか』と悩んだり、自信をなくしたりしたら、ずんと落ち込んでから、次でどう挽回できるかを考えます。失敗は成功体験でしか拭えない。私の場合はそうすることでしか、悩みを乗り越えられないと思っています」

大切なのは、後ろを振り返らずに進むこと

さかのぼること2014年秋。田中みな実さんはTBSを退社し、フリーアナウンサーになった。その決断をしたのが、ちょうどマイナビウーマンのコア読者層と同じ“28歳”になる直前のこと。フリーになろうと思ったきっかけはなんだったのだろうか。

「余力があるうちに、そして20代で体力的にもまだまだガッツがあるうちに、より広い世界で挑戦したい気持ちがあったんです」

28歳。周りが結婚・出産ラッシュを迎えて焦る。でも、キャリアも諦めたくない。何を優先すべきなのか、どうしたらいいのか、自分でも分からなくなってしまいそうになる。

「そのくらいの年齢の女性は、いろんなことに押し潰されそうになるし、焦燥感に駆られることも嫌というほどあると思います。結婚して子どもがいる人もいる。一方で転職したい、キャリアアップしたいと願う人もいる。周りを見渡せば心がざわつきますよね。でも、あなたは今やっていることに誇りを持って。大丈夫。今の選択は間違っていない」

彼女にとっても大きなターニングポイントになった28歳。もし、そのときに戻っても同じ選択をする? と聞いてみた。

「同じ選択をすると思います。でも、所詮はタラレバ。過去に戻れるなんてこと、ありえませんもんね。『この道を行く』と決めたなら、脇目も振らず一心不乱にその道を突き進む。きっと、その方が得られるものが大きい気がするから。

マイナビウーマン読者世代の女性たちには、3年後・5年後・10年後、過去を振り返ったときに『あのときの決断は間違っていなかった』って胸を張って言えるように、今を一生懸命生きてほしいと思います」

自分の決断に自信と責任を持ち、後ろを振り返らず進んでいる田中さん。淀みなくまっすぐ意見を伝えてくれる姿が眩しかった。

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