(4)動作を合わせる
相手が食べたり飲んだりしたら、同じタイミングか、ワンテンポ遅いタイミングで、食べたり飲んだりするとミラーリング効果が高まります。
会話中、相手が身を乗り出したら、自分も前のめりになって聞き、相手が首をかしげたら、自分も首をかしげるようにしましょう。
移動するときに歩く速度を相手に合わせるのもおすすめです。
(5)同じものもしくは似たものを注文する
相手がコーヒーを注文したら、自分もコーヒー、もしくはカフェラテやカプチーノなどを頼みましょう。オレンジジュースを頼んだり、自分だけデザートセットにしたりすると、ミラーリングにはなりません。
相手がカレーライスを注文したら、自分はハヤシライスにしてみるのもいいですね。似ているけど少し違うものを注文すると、「それおいしい?」など、会話のきっかけにもなるので一石二鳥です。
(6)メールやLINEは相手と同じ文調にする
メールやLINEの言葉遣い、改行の仕方などには個性が出ます。
相手が句読点を使わないなら自分も使わない、「笑」を使うなら自分も使うといったふうに真似をします。絵文字やスタンプも相手がよく使うものを選ぶといいでしょう。
文章の雰囲気を似せられると、「合う」と感じてもらいやすくなります。
注意するポイントは「自然に」行うこと
ミラーリングの最大のポイントは相手に「自分と似ている」と思ってもらうことです。
相手が「真似された」と思ったらむしろ逆効果。あくまでも自然にさりげなく行いましょう。
慣れるまでは難しいので、まずは簡単なものから取り入れるようにしてください。
自然に見える動作とは?
比較的簡単にでき、かつ、相手に気付かれにくいのは、
・会話のテンポを合わせる
・相手の言葉を繰り返す
・歩く速度を相手に合わせる
・同じものもしくは似たものを注文する
などです。
動作を真似るのは難易度が高い
難しいのは相手の動作を真似ること。相手が気付かないくらいさりげなく行わないと、不自然に映ってしまいます。
また、品のない言葉遣いや、足や腕を組むしぐさ、髪の毛や顔を頻繁に触る癖など、いい印象を与えない言葉や動作については、相手がしていても真似をしないほうがいいでしょう。
ミラーリングはあくまでも自然にさりげなく
ミラーリングは仲の良い友達同士やカップルなどでは、自然にやっていることばかりです。