辛さと旨さがやみつきになる蒙古タンメン。そのままでも十分おいしく食べられますが、アレンジメニューに挑戦してみませんか?この記事では、調味料や食材をプラスした蒙古タンメンのレシピをランキング形式でご紹介。ぜひお好みのアレンジメニューを見つけてみてください♪
うまさ無限大!蒙古タンメンのアレンジを食べ比べ
真っ赤なスープと刺激的な唐辛子の香り……。見た目からして攻撃的な蒙古タンメンは、辛さの奥に潜む痺れる旨さで、激辛好きを虜にする唯一無二のラーメンです。
一度食べたらやみつきになるその旨さは店舗だけにとどまらず、カップラーメンになり、全国の蒙古タンメンファンの激辛欲を満たしています。
そのままでも充分完成された味の蒙古タンメンに、食材をちょい足し。5種のアレンジを実際に食べ比べ、ランキングでご紹介します!辛さのその向こう側を覗いてみませんか?
5位 蒙古初心者におすすめ。「蒙古タンメン×卵豆腐」
「辛そうだけど、食べてみたい!」という蒙古タンメン初心者さんにおすすめなのが、「蒙古タンメン×卵豆腐」。蒙古タンメンにはもともと豆腐(カップ麺には乾燥した豆腐)が入っていますが、ここにあえて卵豆腐をプラスします。
ポイントは、普通の豆腐ではなく卵豆腐を使うところ。普通の豆腐だと水っぽくなってしまうので、出汁の効いた卵豆腐を使うことでその問題をクリアしましょう!
卵豆腐が辛さを中和
どうですか、このビジュアル。インパクト抜群でしょ?
もともと豆腐が入っているせいか、あまり違和感はありません。豆腐の大きさを除いては……。
食べるときにはひと思いに豆腐を崩し、しっかりとスープに溶け込ませてください。卵豆腐のまろやかさがスープになじみ、蒙古タンメンの辛さを中和してくれます。卵豆腐そのものにもボリュームがあるので、腹ペコさんにおすすめ。
蒙古タンメンの辛さは相当なものなので、まったく辛さがなくなるわけではありませんが、まずは無難な味から始めたい初心者さんにぴったりのアレンジです。
4位 トムヤムクン風「蒙古タンメン×ケチャップ×レモン」
中華寄りの蒙古タンメンを、一瞬にして東南アジア風に変えるアレンジがこちら。トマトケチャップとレモン汁をプラスすれば、タイのトムヤムクン風に変身するというのですが……。
今回は手軽にトマトケチャップを使ってみましたが、生のトマトでも代用可能。お好みでアレンジしてくださいね。レモンはフレッシュではなく市販のレモン汁で十分です。
さっぱりとした味わいがいい!
ケチャップの赤が加わっただけで、見た感じはほぼ変化なしですが、レモンの酸味が湯気にのって香ります。この香りがどことなくトムヤムクン風のような……。
かき混ぜてスープを飲んでみると、遠くのほうにアジアが香ります。確かに、トムヤムクン風だ……!
欲を言えば、ココナッツミルクがあるともっとまろやかになったかも。とはいえ、ケチャップとレモン汁を足しただけで、蒙古タンメン感が薄れてトムヤムラーメンに変わるのは面白い発見です。
このあと、少量の砂糖とナンプラーをプラスしたところ、よりトムヤムクンに近づけることに成功。あくまで “トムヤムクン風” なので、実験感覚で楽しむ程度にはアリなアレンジです。
3位 コクまろで背徳感ある旨さ!「蒙古タンメン×バター」
バターを入れれば、どんな料理もとりあえずおいしくなる。そんな不敗神話を持つ無敵のちょい足し食材、バター。
味噌バターラーメンや塩バターラーメンならわかりますが、蒙古タンメンとバターの組み合わせはちょっぴり意外ですよね。さっそく実食です。
まろやかさが別格…!
できあがった蒙古タンメンにバターを加えると、みるみるうちに溶けていきます。もう、ここまでくると、バターなのか豆腐なのかわからない状態に。
唐辛子が効いた激辛スープに負けないように、今回はバターを2かけ加えています。唐辛子の香りとともに、漂うまろやかなバターの香り……。香りはとてもいい感じ。むしろ、食欲をグイグイ刺激してきます。さすがバター。
一見、いつもの蒙古タンメンとなんら変わらないように見えますが、バターのまろやかさが麺にしっかりと辛み、ひと口、もうひと口と箸が止まらないおいしさです。バター2かけは多い気もしましたが、やはり唐辛子スープに対抗するなら多めのバターが正解でした。
マイルドになったスープが麺に絡み、思った以上にスルスルとお腹に吸い込まれていきます。ちょっぴり洋風になった蒙古タンメンも悪くありません。むしろ、トッピングとしてバターが付いていてもおかしくないくらい、ごくごく自然な組み合わせです。
味は申し分ありませんでしたが、意外性にかけた想像を越えないおいしさのため3位に。バターのポテンシャルがハードルを上げた形になりました。