食材や料理の保存に一時的に使ったラップやビニール袋。捨てるとき、なんだかもったいないな…と心が痛むことはありませんか?そこでおすすめなのが、天然成分でコーティングした布で作られた「good wrap!(グッドラップ!)」。洗って繰り返し使うことができるので、環境にもお財布にもやさしいラップです。
最近話題の「サステナブル」を実践できるラップ
おいしそうな料理が盛り付けられた、薄い紙ナプキンのようなアイテム。3月末にクラウドファンディングサイトに登場して以降、数日間で目標支援金額に到達する人気となっています。こちらが原材料の布やその染料、コーティングに使う蜜蝋などすべてに天然素材を使用した「good wrap!(グッドラップ!)」。繰り返し洗って使える食品用ラップです。
開発したのは、インスタグラマーやPRプランナーなどによるクリエイティブコミュニティ「Planners(プランナーズ)」。「サステナブルな未来のための新常識」をコンセプトに、資源を使いすぎず、無駄なゴミを出さない、ずっと続けていける未来を目指した商品づくりを行っています。
今回の食品用ラップは、脱プラスチックの選択肢の1つとして世界のスタンダードになりつつあるもの。まだ浸透しきっていない日本でも日常的に使ってもらえるようにと、クラウドファンディングサイトに出品されました。
天然の素材のみを使い、必要な量だけを生産
good wrap!の原材料はオーガニックの綿もしくは麻100%の布地。それを、ミツバチの巣から採取される蜜蝋と無添加ホホバオイル、天然樹脂でコーティングしています。布地の色は、食品や木材の使わない部分から抽出した色素で染める「のこり染」の技術を採用し、よもぎの煮汁・桜の枝・おから・えごまの4つで染色。食べ物、植物独特の自然でやわらかい色合いが特徴です。布地作りから染色、コーティングまで、一つひとつ手作業で必要な分だけを作り、無駄が出ることのないように工夫して作られています。
ラップや袋、お皿代わりになって大活躍
good wrap!は、1枚でいろいろな使い方ができるのも魅力です。
粘着性があることと手の温度で柔らかくなるのが特徴で、通常のラップのように使いかけの野菜や果物を包んだり、器の蓋にしたりすることができます。材料の蜜蝋やホホバオイルには抗菌性と適度な通気性があり、食材の鮮度を長く保つことができるのだそう。
また好きな形に折ることもできるので、袋状にしてお菓子などを持ち歩くことも可能。もちろんおにぎりやサンドイッチを包むのもおすすめです。
さらに、包んだものを開いてそのままお皿の代わりにして使うこともできます。ちょっとしたおやつの時間や、ピクニックなどに出かけるときにも重宝しますよ。
洗って何度も使えるからエコ
使い終えたら、水洗いか柔らかいスポンジを使って汚れを落とし、自然乾燥させればまた使えます。
かわいらしい色とデザインになっているので、キッチンで食材を包むときや出先で広げるときに明るい気分になれそう。繰り返し使えるのがうれしいですね。
購入するとチャリティーにも貢献できる
good wrap!は今後Plannersが運営する「プランナーズマルシェ」にて発売予定ですが、クラウドファンディングサイト「Makuake」では4月17日(金)までお買い得価格で販売中です。さらにそのプロジェクトは、国連WFP協会の「飢餓撲滅とフードロス削減」への取り組みに賛同。商品1枚の購入ごとに1食分の給食代を国連WFP協会へ寄付するチャリティも行っています。
ラップや袋、お皿の役割も果たし、何度も使うことができるサステナブルなgood wrap!。プラスチックの使用やゴミが減り、お財布にもやさしいエコなアイテムです。ぜひあなたの暮らしにも取り入れてみてはいかがでしょうか?
photo / Planners
Planners(プランナーズ)