(4)客観的に自分を見る
怒っている自分をもう一人の自分が見ているという状況をイメージすると、客観性が出てイライラにのみ込まれにくくなります。
「私、今すごくイライラしている」と、声に出して言うのも効果的です。
(5)温かい飲み物を飲む
温かい飲み物を飲むと、体が温まり、リラックスできます。お気に入りのカップで飲みましょう。
いつもより丁寧にお茶を入れれば、イライラから意識をそらすことができます。
(6)運動する
イライラした時は体を動かすとリフレッシュできます。
運動する時間がない場合は、エレベーターではなく階段を使うようにしたり、歩くスピードを速くしたりするだけでも効果的です。
イライラしている時にやってはいけないNG行動
上記のようにイライラを鎮める方法がある一方で、逆効果になってしまうNG行動もいくつか存在します。具体的にどんなことを避けた方がいいのでしょうか。
(1)暴飲暴食
ストレスがたまると食べて解消したくなるものですが、根本的な解決にはなりません。
食べ過ぎて気持ちが悪くなったり、お酒を飲み過ぎて二日酔いになったりして、自己嫌悪に苛まれる場合もあるので逆効果です。
(2)自傷行為
自傷行為とは、髪の毛を抜く、爪を噛む、体をかきむしるといった、自分の体を傷つける行為のこと。一度やると癖になるので、絶対にしないように気をつけましょう。
(3)人や物に当たる
イライラしているからといって、まわりの物を投げて壊したり、人に暴言を吐いたりすると心が余計に荒んでしまうのでよくありません。
特に人に当たると、その後の関係が悪くなる可能性がありますので要注意です。
(4)重要なことを判断する
イライラしている時は冷静な判断ができなくなります。
そんな時に、重要なことを決めようとすると、いつもの自分ではしないような判断をしてしまう可能性があります。落ち着きを取り戻してからじっくり考えるようにしましょう。