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イライラした時にやってはいけないこと

ライフスタイル

ああ、イライラする! 怒りが収まらない! 皆さんにも身に覚えがある感情ではないでしょうか。そんな時は一体どうしたらいいのでしょう。イライラした時の対処法を心理カウンセラーの高見綾さんに教えてもらいました。

(5)自分を責める

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イライラしている時に一番やりがちなことは「こんなことでイライラする自分は優しくない人間だ」と自分を責めることです。

自分を責めても問題は解決しません。精神的に不安定になって負のスパイラルに入りやすくなりますので要注意です。

日頃からイライラしない人になるには?

日頃からイライラしない人になるにはどうしたらいいのでしょうか。最後に、そのコツをいくつか紹介します。

(1)リラックスする時間を意識的に設ける

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私たちは忙しくて心に余裕がない時、ちょっとしたことでもイライラしてしまうものです。

ストレスはどんどん蓄積してしまいます。毎日の生活の中で10分でもいいのでリラックスする時間を意識的に設け、その日のイライラはその日のうちに解消することを心がけましょう。

(2)他人には他人の価値観やルールがあることを受け入れる

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私たちは自分の価値観やルールを当たり前のように感じていますが、他の人にとってそれは当たり前ではないことが案外多いものです。

他人には他人の価値観やルールがあることを受け入れましょう。

私たちが「ありのままの自分を受け入れてほしい」と思っているように、相手も同じように思っているものです。

「普通はこうでしょ!」と自分の価値観やルールを押し付けるのではなく、「この人は何でこんなことをするのだろう?」「どういう考えがあってこうしているのかな?」と、自分と他人の違いを理解する方向にエネルギーを注ぎましょう。

(3)自分が何にイライラしやすいのかを把握しておく

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自分が何にイライラしやすいのかを把握しておくことも大切です。あらかじめ心づもりができます。

(4)本心を話す

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自分の本当の気持ちを口に出し、怒り以外の感情でコミュニケーションが取れるようになるとイライラせずに済みます。

例えば、親から結婚を急かされた時は「気にかけてくれてありがとう。私も結婚したいと思っているんだけど、なかなかいい人に出会えないんだよね。だからもう少し待ってね」「心配してくれてありがとう。でも結婚したいとはまだ思っていないんだよね。私の人生のことは自分で考えるから大丈夫だよ」といったふうに、冷静に思いを伝えてみましょう。

他人と自分は違うということを理解しよう

私たちが一番イライラするのは自分の価値観やルールから外れた出来事が起こった時。自分の考えが絶対ではないことを受け入れ、他人と自分の違いに興味を持つように心がけましょう。

その日のイライラはその日のうちに解消することを心がけ、心の余裕を持つようにしたいものです。

(高見綾)

※画像はイメージです

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