東京、埼玉、千葉、神奈川がゴールデンウィークにあたる、4月25日から5月6日を「命を守るステイホーム週間」とし、三密を防ぐため、買い物を3日に一回にしたり、1人で買い物に行くようにに呼びかけていますが
スーパーでの規制や対策
家に帰ったらプラスチック容器などは全て消毒し、果物や野菜は洗ってから冷蔵庫にしまいます。
バンクーバーは本来とてもエコな町。グラム売りが盛んで、今では日本でも当たり前になったエコバックやマイカップも随分前から使われていました。しかし現在ではコロナ感染拡大防止のため、下記の対策が取られています。
・エコバック、マイカップ、グラム売りなどの禁止。
・2mのSocial Distanceを守るため入店人数を制限。
・入店を外で待つ人も2mの距離を開ける。
・店の入り口に消毒液の設置。
・店内トイレの使用禁止。
・現金での支払いは禁止で、カード払いのみ。
開店1−2時間を、免疫力の弱い老人、妊婦専用の時間としているお店もあります。
こちらでは、Supermarket Waiting Times:Covid-19というウェブサイトを使えば、スーパーの入店待ち時間がわかるので、それを使って空いた時間やお店を探す人もいます。店への行き来の道中も必ずSocial Distanceを守ります。守らないと罰金を取られることがあり、みんなきちんと守っています。
家に帰った後、買った商品のパッケージを消毒したり、商品を洗ったりする人も多く、普段なら再利用するスーパーの袋や箱も捨てる人が多いです。
筆者も今までは、子どもを連れて近くのスーパーに頻繁に買い物に行っていましたが、子どもは知らないうちにいろいろな物を触ってしまったり、マスクを外してしまうので、現在は買い物の頻度を減らし、人の少ない時間に主人に一人で行ってもらうようにしています。
買い物を効率的に行うため、あらかじめ買うものリストを作り、買い物から帰ったら冷蔵庫に入れる前に容器を除菌ウェットティッシュで拭いたり、果物や野菜を洗うようにしています。また、買い物袋や箱などはすぐに捨てるようにしています。
買った商品の処理についてはこちらを参考にしてください。
宅配サービス利用者の増加
スーパーの宅配サービスを利用する人も多い
以前から宅配サービスを行っていたスーパーもありましたが、コロナウイルスの流行でスーパーでの感染を恐れ、宅配サービスを利用する人が増えています。生物などの食料品から家庭用品まで、基本的にお店の商品すべてが買えて、売り切れの場合は代替品を希望しておけば、似た商品を入れてくれます。オンラインで注文すると家まで届けてくれて、それも宅配の人と接触しなくていいように、玄関先までのお届けがほとんどです。
高級レストランのフルコースからカフェのコーヒー一杯まで、今開けている飲食店は店内の飲食が禁止なのでテイクアウトかデリバリーのみですが、このデリバリーも同様に玄関先までが多いです。
飲食に関しては、地元のレストランやカフェを応援しようという流れと、おうち時間が長い分せめて美味しいものを食べたいと言う人が多いので、テイクアウトやデリバリーを利用する人がたくさんいます。
Uber Eats、foodra、Door Dashなどデリバリー業者も多く、サービス料などは余分に取られますが、アプリから簡単に注文できるので人気です。
ステイホーム週間を前に駆け込みで買い物をする客でごった返すスーパーの様子が報道されていましたが、駆け込みをすることで帰って三蜜を引き起こしていては意味がありません。しなくてはならない買い物だからこそ、しっかりとルールを守り、コロナ対策をしましょう。
コロナの流行は、私たち一人一人が頑張らないと終わりません。少しなら大丈夫だろう、若いから大丈夫だろうという考えではなく、世界中が一丸となって、Stay Home、Social Distanceを実行し、1日も早く平和な世の中に戻るように頑張りましょう。