ふるさと納税について、あるママからこんな投稿がありました。
ふるさと納税について、あるママからこんな投稿がありました。
『義母に「ふるさと納税をしていないなんてありえない! 異常だよ!」とは言われたんだけれど、みんなふるさと納税をしているの?』
ママスタBBSのママたちはふるさと納税をしているのでしょうか。まずはふるさと納税の仕組みを確認していきましょう。
ふるさと納税とは?
ふるさと納税は簡単にいえば都道府県や自治体への寄附です。自治体にふるさと納税で寄附をすると寄附金額のうち2,000円を除く原則全額が所得税や住民税から控除されます。
ふるさと納税はいつでもできるのですが、税の軽減は1月から12月の1年単位となりふるさと納税を行った翌年の確定申告で控除などが計算されます。例えば1月にふるさと納税を行ったとしても、その年の12月までの1年が経過した後に、その1年間の所得に対する課税の中で控除などが計算されることになります。さらに寄附金が全額控除される対象は収入や家族構成などによって一定の上限がありますので、ふるさと納税をする前に確認することをおすすめします。またふるさと納税によって寄附をしたお礼として、都道府県や自治体から返礼品がもらえます。一方でふるさと納税をしても、返礼品がない自治体もあります。例えば災害からの復興や街づくりなどに寄附金が使われる場合です。
ふるさと納税をすると返礼品がもらえて寄附金控除があるために、義母も投稿者さんに「ふるさと納税をしないなんて」と言ったのかもしれません。これに対して他のママたちからのコメントを紹介していきましょう。
(参考:総務省 ふるさと納税ポータルサイト「よくわかる!ふるさと納税」)
ふるさと納税に対する考え方はそれぞれ
『してるよ。好きな食べ物中心に頼んだ。今年は数多くしたわ。品物が届くのが楽しみになった』
返礼品を調べてからふるさと納税をして届くのを楽しみにしてるママもいますね。しかしその一方で……
『最初の頃は10万円くらいしていたけれど、結局最初にこちらからお金を持ち出して払うから、損した感じに思えてやめた。住民税が後で控除されるけれど、目に見えて安くなっているとも思えず』
ふるさと納税をしたとしても、返礼品や控除される時期などによっては自分が考えていたほど得があると思えない場合もあるようです。そうなると逆に損をしたように思えてしまうようですね。そのため今はふるさと納税を利用していないというコメントも寄せられました。
ふるさと納税でどんな物をもらった?
食品や日用品
『おせち、牛肉、蟹、いくら、ケーキ、シャインマスカット。全部ふるさと納税でもらったもの』
『ふるさと納税している! 肉、蟹、他もろもろ食べ物と消耗品を頼んだ!』
『毎年お米頂いています。普通に助かる』
『うちは年始から日用品や米を中心に、ふるさと納税で計画的に頼んでいる。もうここ何年か米、水、トイレットペーパー、ティッシュとか買っていない。あと実家や義両親のお中元・お歳暮もふるさと納税』
ふるさと納税の魅力の1つは、何と言っても返礼品でしょう。寄附をした自治体の特産物が返礼品になることが多いので、肉や魚介、米などをもらうようです。また消耗品のペーパー類を返礼品に選ぶママは、自分で買わずに済んでいるとのことですね。
割引券や宿泊券
『ふるさと納税をしている。旅行の割引券にする』
『宿泊券にした。もう3年はふるさと納税をしている』
ふるさと納税をした自治体で使える割引券や宿泊券を返礼品としてもらうママもいます。観光地や温泉街などがある自治体にふるさと納税をすれば、もらった返礼品を旅行したときに使えそうです。
災害の復興などに使ってもらうので返礼品なし
『海産物くれる北海道や九州と、今年は災害が多かったので、返礼品無しの寄付を千葉と佐賀と長野に』
災害が起きた都道府県や自治体へのふるさと納税には、返礼品なしのふるさと納税もあります。他にも子育て支援や福祉の充実などに寄附金を使って欲しいと考える人は、返礼品なしのふるさと納税を選ぶこともあるようです。