おうち時間が続く毎日、ドラマや映画を鑑賞して過ごしている方も多いはず。るるぶ&more.でご紹介した絶景の中から、ロケ地に選ばれた絶景をご紹介いたします。映画『シン・ゴジラ』やドラマ『HERO』をはじめ、東京から沖縄にかけて、忘れられない絶景ばかり。いまは映像や記事の中で楽しんで、平穏におでかけできる日が来たら、ぜひ素敵なトラベルタイムを。
まるで天国へ続いているよう「竹富島 西桟橋」【沖縄県】
石垣島から高速船で約10分の距離にある竹富島は、古き良き沖縄の風景を残す島。
「西桟橋」は、海に向かって伸びる約105mの桟橋で、映画やドラマ、CMのロケ地としても知られています。映画『ニライカナイからの手紙』では、主人公が母親へ送る手紙を投函するシーンで何度も登場しました。
青空の下の桟橋も一枚の絵のような美しさ。桟橋は端まで行くことができ、まるで海の真ん中を歩いているような不思議な気分を満喫できます。
赤く染まる夕日もとても素敵です。
西桟橋
にしさんばし
住所: 沖縄県八重山郡竹富町竹富
TEL: 0980-82-5445
■参考記事:沖縄らしい風景に出会う!のどかな竹富島をぐるり自転車さんぽ(配信日:2019.09.05)
感動シーンから、戦闘指令所まで「多摩川浅間神社」【東京都】
見事な社殿は都内で唯一の浅間造り
田園調布の氏神様と言われる「多摩川浅間神社」は、ご祭神の“木花咲耶姫命”にちなんだ「桜」がシンボルの神社。ご祭神は「富士山本宮浅間大社」と同様、大山神の娘で“桜の花の咲き匂うよう”と言われた“木花咲耶姫命”です。主に家庭円満、安産、子安、縁結びなどのご利益があるそう。
自然と都会のコラボレーション
この神社の隠れた人気が、多摩川を見渡せる展望台。
最近では、2018年に放送されたTVドラマ『中学聖日記』や『大恋愛』のワンシーンに使用されました。2016年公開の映画『シン・ゴジラ』では、何と展望台が“ゴジラ戦闘指令所”に!まさに“聖地”ですね。
左手の橋は「丸小橋」で、右手には東急東横線、目黒線が並走する「多摩川橋梁」が見えます。中央のビル群は再開発された武蔵小杉の街です。
不思議な夕焼けも見られる。小さく見える高層ビルが二子玉川。
二子玉川方面の上流は、夕焼けの人気スポットとして多くのカメラマンが訪れます。
日中、夕暮れ、そしてマジックアワーの夜景。どの時間でも楽しめる絶景は、時間が経つのも忘れてずっと眺めていたくなるほどです。神社を参拝したあとは、ぜひフォトジェニックな絶景に癒されてくださいね。
多摩川浅間神社
たまがわせんげんじんじゃ
住所: 東京都大田区田園調布1-55-12
TEL: 03-3721-4050
営業時間: 境内自由(祈祷は10時~15時30分、授与所は10~16時)
定休日: 境内自由
料金: 境内自由
■参考記事:あの大人気ドラマのロケ地!神社の隠れた人気スポットから見えるのは…(配信日: 2019.06.30)
造船所を見下ろす港町の坂「宮原7丁目の市道」【広島県】
世界屈指の軍港として栄えた呉には、今でも旧海軍ゆかりの施設があり、当時の風景が色濃く残っています。近年は、映画やドラマ、アニメのロケ地として紹介されることも多いので、初めて訪れるのに懐かしさを感じるなんてことも。
ロケ地として人気の呉市内を歩いていると、「見たことあるような……」と感じる風景にたびたび出会うことができます。「宮原7丁目の市道」は、映画『海猿』でヒロインが呉の市街地を見下ろすシーンに使われました。立ち並ぶ造船所や、実際に「戦艦大和」が造られたドック跡の三角屋根などを眺めながら、想いを巡らすのも楽しいものです。
■参考記事:映画やアニメで見た風景がそこに!海軍ゆかりの広島の港町・呉を歩いてみよう(配信日:2019.09.11)