美容ライター玉絵ゆきのがお届けする連載第75回目は「ハンドケア」について。よく手を洗う今こそ知りたい、簡単に行える手荒れに効くマッサージとハンドクリームをご紹介します。化粧水を使ったスペシャルケア「ハンドスパ」も、ぜひお試しください!
手は年齢が出やすいパーツ。手洗いを繰り返すことでより乾燥しがちな状態に。
【tamaebeauty】 vol. 75
手は、体の末端にあり心臓から遠いため、血液が巡りにくく栄養が届きにくい場所。そのため、老廃物の回収が滞り、皮膚のターンオーバーが乱れがちで常に荒れやすい状態にあります。
加えて、家事を行うとお湯や洗剤で皮膚の油分が奪われてしまい、乾燥してより荒れやすくなります。手を洗ったときも、手に残った水分が乾いたときに皮膚の水分も一緒に蒸発してしまうので、ハンドクリームで油分を与えるなど手荒れ防止にはケアが必要です。
ハンドクリームが無い時は、同じく油分が含まれている乳液で代用しても良いです。手になじませるときは、血行の促進を意識して簡単なマッサージをしてみましょう!
カンタン! ハンドクリームをなじませながらできるハンドマッサージ。
両手にハンドクリームをのばし、左手の甲を軽くつかむようにし、右手の親指の腹、「母指球(ぼしきゅう)」全体を使って、左手の甲全体を小指に向かって、外側に大きく円を描くようにマッサージします。
指をさすって揉んで、末端まで血行を促す。
左手の指先の側面を、右手の人差し指と親指ではさんで、指先から付け根に向かってすり上げます。戻す時は親指を上にして、人差し指で上下をしっかりはさんで指先まで戻ります。1本の指で3回繰り返し、最後に指先を圧迫します。その他の指も同様に行います。
※小指から薬指、中指、人差し指、親指の順番に行いましょう。
今度は指を上下にはさみ、指先から、らせんを描きながら揉んだら、指側面をはさんで指先に戻ります。3回繰り返し、最後に爪の根元を圧迫します。他の指も同様に行います。
手の甲をすり上げる
手の甲の骨の間をやや強めに手首に向かってすり上げ、力を抜いてもとに戻します。イラストの矢印4か所を同様に行います。
手のひらをさする
手のひら全体で円を描くようにさすります。
最後にストレッチ。
最後に、指を手の甲に向けて倒すように、手全体を数回ストレッチします。反対の手も同様の手順でハンドマッサージを行います。
就寝前に行う、化粧水とハンドクリームの「ハンドスパ」で美しい手に!
1日中よく動いた手を労わるために、就寝前にスペシャルケアを。
1. 化粧水をコットンにとり、手のひらと指先にまんべんなくなじませます。
※乾燥がひどい指先にはコットンを割いて巻き、5分くらい置くとなお良い。
2. 手の荒れやすいパーツを中心に、ハンドクリームをよくなじませます。
※なじませるときは、上記のハンドマッサージの要領で。
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