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今日は何食べる?観ているだけでお腹がすく「おいしい映画」<5選>

エンタメ

究極の飯テロ映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』

photo:©2014 Sous Chef, LLC. All Rights Reserved.

一流レストランのシェフ、カールがオープニングからファンキーなBGMとともに料理をしている姿にもうお腹が空きます。本作は、自分の料理を酷評したグルメブロガーと喧嘩をして店を辞め、息子とともにフードトラックをはじめるシェフの物語。

この作品の見どころはなんといってもフードトラックで販売するキューバサンドイッチの飯テロ感です。パンにローストポークとハム、チーズ、ピクルスをはさみ、プレスして作るアメリカ発祥のサンドイッチなのですが、オフィシャルホームページでレシピも公開しているので、ぜひ作ってみてください。マスタードをきかせたジューシーなポークととろけるチーズのマリアージュが最高です。もうひとつ、個人的によく真似をするのは、カールがスカーレット・ヨハンソン演じる恋人のモリーに作るリングイネのパスタ。レシピはわかりませんが、にんにくたっぷりのオイルパスタのおしゃれな盛り付け方は参考になります。そしてそれを実に色っぽく食べるスカーレットの演技も必見です。

『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』
監督:ジョン・ファブロー
出演:ジョン・ファブロー ソフィア・ベルガラ スカーレット・ヨハンソン ジョン・レグイザモ(14/米/115分)

人気レストランを今すぐ予約したくなる。『ディナーラッシュ』

photo:© 2001 Entertainment Capital Group, plc and Access Motion Picture Group, Inc.

こちらはニューヨーク・トライベッカの人気イタリアンレストラン「ジジーノ」の一夜で起こるある事件と、お客さんやスタッフの人間模様を描いた群像劇。

タイトルの『ディナーラッシュ』とは、店内が最も慌ただしくなる時間のことで、厨房はまさに戦争。怒号が飛び交い、ウェイトレスが階段を駆け上がりながら料理を運ぶシーンのライブ感に引き込まれます。カフェやレストランで働いたことのある人は必ず共感するはず。(余談ですが、筆者はこの作品に影響されてイタリアンレストランでアルバイトをしました)観ているうちに、満席で座れないお客さんと同じように早くジジーノの料理が食べたくてうずうずしてしまいます。

そして、物語のクライマックス、オーナーである父親になかなか店を譲ってもらえない野心家の料理長・ウードが、料理評論家と有名女性シェフのために作った料理は必見。「シーフードを使ってパスタで遊んで。バターは使わないでね」というオーダーを受けて登場したのは「ロブスターとエビのシャンパンソースバニラ風味」。いったいどんな味なの!?と悶絶してしまいます。

『ディナーラッシュ』
監督:ボブ・ジラルディ
出演:ダニー・アイエロ エドアルド・バレリーニ サマー・フェニックス ジョン・コーベット カーク・アセヴェド(01/米/99分)

愛情のこもった料理が人の心を癒す。『幸せのレシピ』

photo:© 1997 New Line Productions, Inc. All rights reserved.

キャサリン・ゼタ=ジョーンズがレストランのシェフ・ケイト役を務めるこちらの作品は、シングルマザーの妹が交通事故で亡くなり、姪を引き取るという悲しいエピソードではじまるのですが、作品に登場する愛情のこもった料理に次第に癒されていく物語です。

ケイトの料理の腕前にも惚れ惚れするのですが、見どころはある日突然副料理長として入ってきたアーロン・エーカット演じるニックの料理。まかないで作るパスタや甘いものを食べないケイトのために作るティラミスなど、味を想像するのに大忙し。なかでも筆者が一番好きなシーンは、ケイトの自宅で開催されるサファリディナー。床にマットを敷いて、たくさんの動物のぬいぐるみを並べて、シーツをテントに。まるでお家の中でピクニック気分が楽しめるこの演出は、今すぐ家族で試してみたくなりました。料理って、自分のためより、誰かのために作ったものの方がおいしい気がする。そんなことを思える素敵な作品です。

『幸せのレシピ』
監督:スコット・ヒックス
出演:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ アーロン・エーカット アビゲイル・ブレスリン(07/米/104分)

手間暇かけてこそ味わえる幸せ。『リトル・フォレスト 夏・秋』

photo:©「リトル・フォレスト」製作委員会

漫画原作を実写化したこちらの作品は、橋本愛演じるいち子が都会の暮らしに馴染めず、故郷の東北へ帰り、近くにスーパーやコンビニのない自然豊かな集落で自給自足に近い生活をおくる物語です。

生きる力を取り戻すため、いち子はパンもジャムもウスターソースも自分で作る。丁寧にレシピをナレーションしてくれるので、全部今すぐ作りたくなります。なかでも自家製ホールトマトは本当に美味しそう。トマトを種から育ててみたいという気持ちになります。自分で釣ったイワナの南蛮漬け、山で採った栗の渋皮煮、サツマイモは干し芋にして保存用に。合鴨の解体シーンには思わず目を閉じてしまいましたが、そこから生み出される料理の美しさに、私たちは日々、「命を頂いている」のだということに改めて感謝。そして、料理の世界には、手間暇かけてこそ味わえる幸せがあることをこの作品は教えてくれます。作曲家、宮内優里さんによる優しい音楽も心地よいので、BGMのように「流し見」もおすすめです。

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