人から「大雑把だね」と言われたことはないですか。これはどういう意味なのでしょう。マジシャン兼催眠心理療法士の浅田悠介さんに、大雑把な人の長所と短所、また向いてる仕事について教えてもらいました。
「ちょっと大雑把だよね」。
お嬢さん、こんなセリフを言われたことありませんか?
ちょっと皮肉っぽいニュアンスだったかもしれませんね。眉をピクピクさせていたとか。しかし、大雑把なことは本当に悪いことなのでしょうか?
実は時として長所にもなりえるんですよ。
今回のテーマは「大雑把な人」です。
ここで大雑把な人の性格のメリット・特徴・改善方法・適職といったことを学んでみましょう。私たちはいつも自分をアップデートしていかないといけませんからね。
「大雑把」の意味。言い換えたら?
まず言葉の意味から考えてみましょう。
シンプルにいえば「大まか・雑である・細かい点にこだわらない」という意味です。
物事を大きく把握して、細かいところに気を配らない様子に対して使われます。
その反対は「几帳面・細かい」になりますね。
ややラフなニュアンスが付きまとう言葉だとはいえるでしょう。
大雑把な性格の長所と短所
ここでは大雑把な性格の特徴を解説します。
長所と短所に分けて書きますので、ぜひ参考にしてみてくださいませ。
大雑把な人の長所4つ
(1)人目を気にしない
大雑把な人はあまり人目に気にしません。
他人のちょっとした一言を気にして夜も眠れない──ということが少ないのですね。くよくよしないのです。現代社会においてアドバンテージといえるでしょう。
自分のやりたい道をどんどん進めるはずです。
(2)全体を考えるのが得意
物事の全体像を把握するのが得意です。
細かいことを気にしないとは、そういうことです。
仕事にしても今日や明日の作業を考えるのではなく「数年後のためにどうすべきか?」といったことを考えるのが得意なのです。
そもそも大雑把に把握することでしか、未来は解読できないのかもしれません。
(3)落ち着いている
どっしり構えています。
目先のことを気にして、気分をアップダウンさせることがありません。テーブルの上に珈琲をこぼしただけで全世界に否定されたようなショックを受ける人もいれば「それがどうしたの?」と考える人もいるわけです──後者ですね。
日常の細かなことに感心が無いともいえます。