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お中元のお返しは必要?正しいマナーを解説[人気商品10選も♪]

ライフスタイル

滴る雨と鮮やかな新緑が美しい季節になってきました。この時期になると、そろそろ考えたいのが「お中元」のこと。贈る時期が地域によって異なることもあれど、デパートや百貨店でのお中元商戦はこの時期からが本番。誰に何を贈ろうかなということを考えるのはもちろんですが、いただいたときの「お返し」についてご存知でしょうか?

滴る雨と鮮やかな新緑が美しい季節になってきました。この時期になると、そろそろ考えたいのが「お中元」のこと。贈る時期が地域によって異なることもあれど、デパートや百貨店でのお中元商戦はこの時期からが本番。誰に何を贈ろうかなということを考えるのはもちろんですが、いただいたときの「お返し」についてご存知でしょうか?

今回は、知っておきたいお中元のお返しのマナーについてご紹介!おとりよせネットおすすめのお中元ギフト10選もお楽しみに♪

お中元のお返しは必要?

お世話になった方へ贈るのはもちろんですが、肝心なのは、お中元をいただいた場合。そもそもお返しは必要なのでしょうか?

答えは「相手との関係による」。お中元とは、目下の立場の人が目上の方に対して「お世話になりました」という気持ちを込めて贈る物。そのため、目上の方からいただいた場合は必ず贈ります。また、友人や同僚など、お世話の度合いがお互い様の関係の方からもらった場合も同様に。

目下の立場の方からお中元をいただいた場合は、お返しは必ずではありませんが、お礼状は送るようにしましょう。

お中元のお返しを送る時期はいつまで?

お中元をいただいたら、早々にお返しを贈るよりもまず先に、御礼を伝えましょう。贈り主に「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えるのと同時に、「無事に手元に届きました」と報告する意味合いもあります。

御礼は、電話もしくは御礼状を出すのがマナー。できれば一両日中が理想です。御礼状の場合は、相手に届くまでに時間がかかるため、先に一本電話も入れておくと、より丁寧な印象です。お返しの品を贈る場合は、その後からになります。

最低限知っておきたいお中元のお返しマナー

無理にお返しをしなくても大丈夫

前述でもお伝えした通り、お中元をいただいても、目上の方や友人、同僚などからもらった場合でなれけば、無理にお返しをしなくても問題ありません。

ただしどのような立場の方からもらった場合でも、“御礼を伝えること”は忘れずに。これはお中元に限らず、日頃何かをいただいたら「ありがとう」と御礼を言うのと変わりませんね。御礼は電話やメール、もしくは御礼状で出せば大丈夫です。お返しを贈る場合は、御礼を伝えた後に贈りましょう。

金額は貰った物より少し小さめ

お返しを贈る際は、贈られた品から半額程度の物を贈る「半返し」か、同等程度の物を贈るのがベストです。

贈られた品よりも高価な物を贈ってしまうと、「次回からは贈らなくてもよい」という失礼な意味になってしまいます。また、同等程度の物を贈る場合でも、同じような物は贈らないようにご注意を。相手にあまり気を使わせないような、ちょっとしたお菓子やコーヒー、ジュースの詰め合わせなどがおすすめです。「ちょっと嬉しい○○な物」がポイントです。

御礼状はできるだけ本人が書く

御礼は、電話やメール、もしくは御礼状を出すのがマナー。できれば1~2日、遅くても3日までに送ります。御礼状を書く場合は基本的に本人が書きますが、やむ終えない場合は代筆をしても失礼にはあたりません。代筆をする際は、署名は受け取り主の名を書き、横に小さく「内」または、「内 ○○(代筆者の名)」と書きます。

会社宛に届いた場合は、管理部署で一括して対応するなど社内ルールを確認し、それに従いましょう。

相手との関係でお礼状を書き分ける

お中元のお返しを贈るときは、手紙や葉書など、お礼状を添えましょう。最も丁寧な御礼状の形式は、「縦書きの封書」ですが、横書きの手紙やハガキで出しても問題はありません。ただし、相手との関係によって文面の書き方を変えます。

ビジネス関係の方には縦書きの封書を、親しく付き合っている場合や個々人での関係がある場合は、横書きの手紙やハガキでも。身内や友人、知人などの親しい間柄の方には、どちらの形式を選んでも問題ありません。御礼状より先に電話やメールで感謝を伝えてもよいでしょう。

お返しの「のし」について

お返しの熨斗紙は、お中元を贈る時と同じ「紅白の蝶結び(花結び)」を選びます。赤と金色の5本(または7本)蝶結び(花結び)が印刷されている、一般的なお祝い用の熨斗です。

表書きは贈る時期によって異なりますが、お中元シーズン中の場合は「お中元」か「御中元」もしくは、「お礼」か「御礼」と書きます。また、名入れは水引の下に、やや小さめでフルネームを書きます。

表書きや名入れを書く際のペンは、濃いめの墨を使いましょう。

表書きは、時機によって表書きを変える

お返しをする時期によって、表書きの書き方も違います。お中元シーズン中であれば「お中元」もしくは「御中元」。お中元シーズンを過ぎたと言われる7月半ば~立秋(※1)までであれば、「暑中御見舞」もしくは「暑中御伺い」。立秋~8月終わりの処暑までであれば「残暑御見舞」もしくは「残暑御伺い」とします。
※1:2022年までは、8月7日が立秋

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ただしこの基準は地域によって異なり、関西の場合は8月15日までが「お中元」、それ以降は「残暑御見舞」となります。

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