無料の会員登録をすると
お気に入りができます

「わざわざ」はビジネスシーンで使ってOK?

ライフスタイル

「わざわざありがとうございます」「わざわざすみません」……「わざわざ」という言葉はビジネスシーンでも日常会話でもよく耳にします。しかし、使い方によっては相手に失礼と思われる場合も!? 今回は「わざわざ」という言葉の意味、使い方、例文、類語について、株式会社櫻井弘話し方研究所の櫻井弘さんに解説してもらいました。

ご苦労様です

基本的に目上の人から目下の人に使うねぎらいの言葉。目下の人が使う場合は、「お疲れ様です」と言い換えるのが良いです。

了解しました

一見丁寧な言い方だと思いがちですが、軽い印象を与えてしまうので目上の人には使わない方が良いでしょう。「承知いたしました」と言い換えるのが良いです。

なるほど

目上の人から目下の人へ使う言葉。「本当に○○です」などと言い換えるのが良いです。

構いません

「許可する」「どちらでも良し」といった上から目線なニュアンスが含まれるため、目上の人には使わないようにしましょう。

○○なんで

日常的によく使われていますが、目上の人には「友達言葉」ではなく、「○○なので」とはっきり、丁寧に言うようにしましょう。

何気なく、目上の人に使っていた言葉もあるのではないでしょうか。 これらは、失礼に当たることがあるので、注意するようにしましょう。

言葉遣いは心遣い

今回の「わざわざ」のように、「プラスの意味かマイナスの意味か」全く正反対な意味に受け取られてしまう危険性のある言葉を使う時は、「相手に対する感謝なのか?」「自分を謙る姿勢なのか?」など「立場」や「状況」を十分に意識して言葉を使うようにすると良いでしょう。

なぜならば、「言葉遣いは心遣い!」だからなのです。

(櫻井弘)

※画像はイメージです

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ