ファッションやシーンによってメイクを変えたい時、質感の違うアイシャドウをチョイスすることによって、印象をガラリと変えることができます。今回はマット・ツヤ2種類のアイシャドウの特徴と、それぞれの使い方をご紹介します。アイシャドウの基本の塗り方の参考になれば嬉しいです!
マットシャドウ・ツヤシャドウそれぞれの特徴
ラメが配合されていないアイシャドウがマットタイプのアイシャドウです。
ラメ入りのものより穏やかに発色するため、ナチュラルな仕上がりになるのが特徴です。落ち着いた印象にしたい時にぴったり。
すっきりとした仕上がりのため、まぶたが腫れぼったく見えてしまいがちな奥二重・一重まぶたの方にもおすすめです。
ラメやパールが配合されているアイシャドウは、まぶたにツヤを出すことができます。
マットタイプのアイシャドウに比べ軽い仕上がりになるため、透明感を出すことができます。明るく華やか、綺麗めに仕上げたい時におすすめです。
どなたでも使いやすいタイプのアイシャドウですが、二重まぶたの方だと、より目元の華やかさを際立たせることができます。
マット・ツヤ2種類のアイシャドウの特徴についてまとめてみましたが、ここからはそれぞれのアイシャドウの使い方をご紹介します。
今回は仕上がりの差がわかりやすいよう、どちらもブラウン系のカラーを使用しています。
マットシャドウで作る華やかアイメイク
使用コスメ
キャンメイク パーフェクトマルチアイズ 03 780円(税抜)
マットタイプのアイシャドウは、しっかりとぼかし、過剰につけすぎないのがポイントです。
今回はグラデーションが作りやすい、アイシャドウパレット1つだけを使いアイメイクを完成させていきます。
アイシャドウプロセス
パレットの1番明るいベージュ系カラー①をアイホールに入れ、1番暗い色⑤をチップで少しだけアイライン状に入れます。
その後⑤をしっかりブラシや指でぼかし、自然な陰影を作ります。下まぶたにも図の通り色を入れ、しっかりぼかします。
色を重ねすぎると重たい仕上がりになりがちのマットシャドウは、締め色から使用していくと失敗が少ないです。
目頭側にヌケ感を作りたいため、目尻側にかけて暗い色を重ねています。
締め色⑤をしっかりぼかした上にかぶせるように、ふんわりとミディアムカラー②を重ねて、更に自然なグラデーションを作ります。
パレットのポイントになる赤③を目尻側に少しだけ重ねてアクセントに。
この時点であまりぼかしすぎると色が混ざって汚くなってしまうため、少量だけ乗せるようにしてみてください。
アイライン、マスカラをして完成。
ブラウンのマットシャドウはきちんと感が出るため万人受けしやすいです。
このパレットの特徴である赤をポイントに入れることで、ぐっと大人っぽさを引き出すことができます。
ポイントは自然なグラデーションになるよう、色を重ねすぎず、しっかりぼかすこと。
指やチップより、アイシャドウブラシを使うとより綺麗に仕上げることができます。
少量を少しずつ付け、目元をよく見ながら付けすぎていないかどうか確認して使用してみてください。