よろスィーツ! スイーツ芸人のスイーツなかのです。
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手土産やプレゼントでスイーツを贈るとき、「なにこれ!」とか「こんなのあったの!?」と驚きとともに喜ばれると、ちょっと嬉しかったりしますよね。そんな「サプライズスイーツ」をご紹介するこの連載。第26回目は、新感覚のフィナシェをご紹介します。
20種類以上のフィナンシェたち
コロナ禍でおうち時間を過ごし、お取り寄せをする方も増えています。周りの人にどんなお菓子をお取り寄せをしているのか聞いてみると、コーヒーや紅茶といっしょに食べられるような焼き菓子を注文している話をよく聞きます。というわけで、今回はそんな時に食べてもらいたい美味しいフィナンシェをご紹介!
愛知県・名古屋市にある「フィナンシェリーアッシュ」は、名前からも分かる通りフィナンシェの専門店です。フランスの伝統菓子・フィナンシェを常時20種類以上扱っており、全国規模でみても珍しいお店だと思います。
ぼくが初めてフィナンシェリーアッシュさんのフィナンシェを食べたのは、数年前に東京に催事出店されていたとき。ショーケースに並ぶ彩り豊かなフィナンシェの光景が印象的で、今まで食べたことがないようなユニークなフレーバーに驚いたことを覚えています。何よりすっごく美味しかった!
オーナーの加藤久和さんは、日本唯一のフィナシェリエ(フィナンシェ職人)として、フィナンシェを手掛けています。今まで色々な方と会いましたが、ぼくからみても間違いなく誰よりもフィナンシェに愛情を込めている方です。
そんなフィナンシェリエが作るこだわりのフィナンシェは、いったいどんな味なのでしょう。
これってほんとにフィナンシェ?
アーモンドの香ばしさとしっとりとした食感がたまらない定番のフィナンシェや、ヴァローナ社のココアパウダーを使ったリッチなショコラ味、甘酸っぱい味わいがぎゅっと詰まったフランボワーズ味など、いろいろありますが、中でもぼくのおすすめはこちら!
グリーンのフォルムが美しい「川根緑茶」は、静岡県・大井川上流の川根の生産者「山香荘茶園」のお茶を使ったもの。香り立ちの良さからも、素材の持ち味を丁寧に活かしていることがよく分かります。
真っ黒のフォルムは最初チョコレート味かと思いきや、なんと「黒オリーブ」。オリーブの香りがしっかり楽しめるので、お酒が好きな方はいっしょに食べてみるのも面白いかも!
そして、ぼくが一番好きなのが「八丁味噌」。愛知県・豊田市の蔵元「桝塚味噌」のお味噌を使ったもの。甘みと塩気のバランスがすっごく良くて、香ばしさもより引き立ち、無限に食べられそう!地元の素材を活かした、ご当地フィナンシェ。
どれもフィナンシェの持つイメージを超えてくるような、まるで「フィナンシェ料理」のようなフレーバー。これでしっかりと美味しいから、本当にすごい!
今回ご紹介する「フィナンシェ詰め合わせ 14個入り」は、定番のフィナンシェ、ショコラ、川根緑茶、塩キャラメルの他に、お店がおすすめのフレーバーが3種類が入っているセットです。
ご紹介した「フランボワーズ」「黒オリーブ」「八丁味噌」を含め、フィナンシェは常時20種類あり、その中からおすすめに入るので、どれが届くかはお楽しみに!
自分で食べても嬉しい、大切な人にも贈りたい、そんなステキなフィナンシェです。
ナイスィーツ!