『アッコにおまかせ!』ではドバイ空港で活躍しているという”コロナ探知犬”が話題に。
23日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)では、各国の新型コロナ対策がテーマに。そうした中、ドバイで実施されているというある特殊な対策が、視聴者のあいだで話題になっている。
■感染者から特有のにおい?
つい先月ドバイ空港で実用化されたのが、”コロナ探知犬”という聞き慣れない対策。一部ではすでに話題になっているようだが、番組では同内務省のVTRを用いて、その内容を詳しく説明。
名前から想像できるとおり、犬が嗅覚を用いて、感染しているか否かの検査をするというものだ。その方法はシンプルで、空港に到着した乗客の脇の下から分泌液を採取し、それらを順々に嗅いでチェックしていくだけ。
ドイツの専門家によると、感染者の分泌液は「特有のにおい」を発しているといい、「(訓練された)犬はそれらのにおいを嗅ぎ分けることができる」のだそうだ。
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■「1時間で約250件」
仮に検体が陽性であった場合には、探知犬も感染することが想定されそうだが、別室でダクトのようなものを通してチェックが行われるため、心配は無用なのだそう。
同省いわく「1時間で約250件の検査が可能」「精度は92%」とのことで、スタジオの和田アキ子も「発想がすごい…」と思わず拍手をしてしまうほど感激していた。
■すでに他国でも…
この特殊な検査方法に、ネット上には「素晴らしい。コロナ探知犬、日本にも導入されないかな?」「PCR検査より優秀なんじゃ…」と相次ぐ驚きの声が。
また、すでに知っている視聴者もいたようで、「イギリスでも訓練が始まってるんですよ」といったコメントも一部には見られた。
人間の1万倍から1億倍はあるとされている犬の嗅覚。直接検体に触れることがなく感染リスクがないとなれば、今後諸外国にも広がっていくのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・清水 翔太)