モテる女性は怒る、愛される女性は叱る
男性が何かをやらかした時にこそ、モテる女性と愛される女性の違いがよく表れます。
意外かも知れませんが、怒る女性はそこそこモテるのです。なぜなら、怒ろうが泣こうが喚こうが、「相手の感情を揺さぶる」ということには成功しているので、そこで相手の気を一時的に引くことはできるから。
しかし、それは一時的な話に過ぎません。
確かに男性が何かをやらかしたのなら怒るのも道理ではあるのですが、愛される女性は怒るのに加えて“叱る”のです。
相手の行為によって自分が傷ついたことを怒りつつも、相手の問題点を改善しようと、きっちりと相手のことを叱れるような優しい女性こそが男性の気をいつまでもつかみ続けるでしょう。
ちなみに怒ることも叱ることもできない女性は、モテる女性でも愛される女性でもなく、「都合のいい女性」になるのでご注意くださいませ。
モテる女性は小悪魔、愛される女性は天使
女性向けの雑誌などでは、よく「小悪魔女子がモテる」というような特集が組まれておりますが、これは間違いありません。
小悪魔はモテるのです。ちょっと意地悪で、気まぐれで、秘密が多くて、男性を振り回す。何度も言いますが、そんな小悪魔な女性はモテるのです。
しかし、「小」だろうが「大」だろうが悪魔は悪魔。モテることはあっても、愛されることは御座いません。
一方で、愛される女性は天使でしょう。
ただし、天使といえばいつも笑顔で優しいようなイメージを持たれがちで御座いますが、これは完全に誤ったイメージです。
確かに天使は根っこの部分では優しい性格をしておりますが、大抵の神話において天使はいつだって人に対して怒っているのです。いつも笑顔で甘いことしか言わないのは悪魔の仕事。天使は人を愛しているからこそ、甘いことも言いませんし、いつも笑顔なわけでもありません。
モテる女性は優しくない、愛される女性は優しい
身も蓋もない話では御座いますが、愛される女性は根っこの部分が優しい女性で御座います。
しかし、ここでお伝えしたいのは愛される女性ではなく、モテる女性のこと。
上述してきたように、男性の思い通りにならないところが恋愛初期の恋心をくすぐるので、モテる女性は本質的には優しくない方が圧倒的に多いのです。
これは逆にいえば、モテるだけでいいのであれば、優しくなくても問題ないということで御座います。
ここまでの話で「モテる女性」のイメージが峰不二子やベルモットになってしまっているかも知れませんが、いわゆるオタサーの姫やダメ男にハマっては捨てられてばかりの女性も「モテる女性」に含まれることが多いでしょう。
よって、万が一皆さまがモテる女性になりたいのであれば、優しい人間になる必要すら御座いません。
優しく分かりやすい女性になれ
おそらく多くの方は、「モテる女性」よりも「愛される女性」になりたいと願っていることでしょう。
今回いくつもその違いを紹介させていただきましたが、この中で最も重要なものを挙げるとすれば、最初の「分かりやすさ」と、最後の「優しさ」で御座います。
優しさの方はともかく、真面目な女性ほど持ち合わせていないのが「分かりやすさ」。自分の思いを我慢したり、嫌なことでも平気な顔をしたりしている女性は、非常に分かりにくい女性であると言わざるを得ません。
不幸せな時でも「幸せ」と口にしてしまったら、男性はその女性が口にする「幸せ」を全て信じられなくなってしまうのです。