コストコで販売されている「スタバのコーヒー豆」。味と価格を検証して見たところ…
数々のお得な商品を取り揃えている会員制スーパー・コストコ。今回は人気商品である、コストコのプライベートブランドと人気コーヒーショップ・スターバックスがコラボした「コーヒー豆」は、本当にコスパが良いのかを検証してみた。
■価格は激安
今回検証する商品は、コストコのプライベートブランド・カークランドシグネチャーとスターバックスのコラボ商品「スターバックスロースト エスプレッソブレンド」(税込1,648円)。コストコの商品というだけあり、内容量は1.13kgと超ボリューム。
風味が似ていると思われる、スターバックス公式の「エスプレッソ ロースト」が250gで税抜1,240円と考えると、グラムあたりの価格は激安といえるだろう。
なお、本商品は豆の状態であるため、自ら挽く必要がある。開封すると、コーヒー豆特有の心地よい香りが鼻腔に広がる。
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■スタバのコーヒー何杯分?
価格が安いことはわかったが、味が悪ければコスパ云々の話ではない。さっそくシンプルにドリップして飲むと…ガツンとした苦味とすっきりとした後味で、記者の好みもあるかもしれないが素直においしいと感じた。
そこで「スタバのコーヒー豆」であるならば、この商品ひとつで「スタバのコーヒー何杯分になるのか…?」という疑問が生じる。
ということで、まずはどのコーヒーの味に近いか「ドリップコーヒー」、「エスプレッソ」「コールドブリューコーヒー」の3種で調査することに。
■飲み比べて見た結果…
店舗とは使用するマシンや製法の違いがあるため、正確な味を測定することは難しいが…「エスプレッソ」「コールドブリューコーヒー」はコクや後味などに明確な差が生じ、「ドリップコーヒー」が本商品と一番近い結果に。
外装のレシピに則すと、豆20gでおよそ360ml抽出することができる。スターバックスのトールサイズ350mlとほぼ同等のため、本商品を全て「ドリップコーヒー」にすると、トールサイズを「56.5杯」作ることが可能というわけだ。価格に換算するまでもなくお得度は伝わるだろう。
もちろん、味が完全に同じなわけはなく、店舗で購入する際の特別感もスターバックスの醍醐味のひとつ。しかし、本商品の味・価格を鑑みると、コスパは最強レベルであったため、興味がある人は購入してみるのもおすすめだ。
(取材・文/しらべぇ編集部・ステさん)