毎日生活していると、気づかないうちに家の汚れはたまるもの。特に、毎日使うキッチンのコンロ周りやトイレのほかに、なかなか掃除する気にならない押し入れの中や壁紙の汚れ、扇風機の汚れなど……これらは気づくと汚れがたまっていき、掃除するのが億劫になりますね。
そんなときは、消毒用エタノールさえあれば簡単にお掃除ができるんです。
今回は、消毒用エタノールを使った簡単お掃除術5選をご紹介します。
消毒用エタノールを使ったお掃除①押入れのカビ予防
押し入れは閉めっぱなしにすることが多いですよね。押入れのカビが生えやすい原因は、寝ている間にかいた汗を吸った布団や布製のほこり、結露などです。カビは、風通しが悪い場所に生えやすいので、注意が必要です。
そんなときはエタノールを使ってカビ予防をしましょう。
【準備するもの】
・消毒用エタノール……適量
・雑巾……1枚
・マスク……1枚
【掃除方法】
【ポイント】
消毒用エタノールには、防カビ効果があります。水で濡らした雑巾ではなく、消毒用エタノールを含ませた雑巾で掃除をしましょう。十分に拭き取ることが大切です。
カビが一度生えてしまうと取りづらいですが、防ぐには風通しを常によくしておくことがいいそうです。カビが生えやすい環境を撃退していきたいですね。
消毒用エタノールを使ったお掃除②レンジ周りの油汚れ
キッチンの掃除で大変なのがコンロやコンロ周りの壁の油汚れではないでしょうか? 力を入れて、しっかり油汚れを拭き取らないとなかなか落ちないですよね。
そんなときも消毒用エタノールを使えば、カット綿や雑巾に含ませて、サッと拭くだけで、力を入れずに掃除ができます。
ただ、エタノールは引火の恐れもあるので、必ず火を止めてから行いましょう。
消毒用エタノールを使ったお掃除③トイレ掃除
トイレを使ったあとの嫌なにおいや、掃除の際に使った掃除道具の始末に困ることはありませんか。そんなときも、トイレットペーパーと消毒用エタノールさえあれば、簡単にトイレ掃除ができます。
消毒用エタノールを霧吹きなどに入れて準備しましょう。トイレットペーパーに含ませて、便器の外側や便座の後ろを拭きます。消毒用エタノールはにおいのもとになる汚れをよく溶かします。また拭き終わったものはそのまま流せるので、道具の始末もいりません。消毒もかねてスッキリと掃除が行なえますよ。
掃除を行うときは、換気などに気をつけて行いましょう。
消毒用エタノールを使ったお掃除④壁紙のお手入れ
手あかやボールペン・油性ペンのあとなどが壁紙について困ることもありますよね。そんな汚れにどんな道具を使って落とせばいいのか、悩みますよね。
消毒エタノールと布などがあれば、簡単に落ちます。消毒エタノールを布などに含ませ、軽く何度もたたくだけ。これだけで、汚れが気にならなくなりますよ。
汚れなどによっては拭くことで汚れが広がることもあるので、目だたないところで試してから、本格的に汚れをとることがいいようです。
消毒用エタノールを使ったお掃除⑤扇風機のお掃除
夏場に大活躍の扇風機。自宅のリビングやダイニングで使っている場合は、調理のときに出る油煙が羽根の先につき、汚れの原因になるそうです。
そんなときは消毒用エタノールをカット綿などに含ませて、汚れをふき取りましょう。
お掃除の頻度は、月に2~3回が目安。汚れの程度により、回数を増やしましょう。
夏場に使い、自宅で保管する前などにもお使いいただけるお掃除方法。保管前は、念入りにお掃除をするといいそうです。きれいにお手入れをして、長く使っていきたいですね。
消毒用エタノールを使ったお掃除方法をご紹介しました。「アルコール」や「消毒用エタノール」は薬局などで購入できます。濃度は約80度で消毒効果が大きく、家庭で使いやすいものです。普段のお掃除に取り入れて、ラクにお掃除をしていきましょう。
参考: 一般社団法アルコール協会使って納得!今まで気づかなかったアルコールの利用法