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「ご主人」「旦那さん」 。今、夫婦の呼び方&呼ばれ方に悩む理由

ライフスタイル

5年ほど前までは「ご主人」という言葉を使う人が多かったVERY読者の間でも、近年は夫婦の呼称に変化が出てきました。男女問題とも密接な関係がある、夫婦の呼称。今回は、より悩むことが多い相手の配偶者の呼称についての「今」を探っていきたいと思います。

夫婦間での呼称はお互い納得していたとしても、ひとたび「ほかの誰かがいる場」での夫の呼び方に違和感を覚えた経験のある人は実に3割以上。

「『嫁』と呼ばれるのが嫌いで夫に伝えたけれど、深い意味はない、と取り合ってもらえず。職場の男性が『嫁』というのも気になる」

「『家内』と呼ばれた際、もう二度と呼ばないで、と伝えました。『かみさん』も旅館じゃないんだから、としっくりきません」など夫呼ばれ方にモヤモヤを抱えるVERY世代の姿も。

ポイント3

夫婦の呼び方以上に悩むのが相手の配偶者の呼び方

目上の男性の配偶者の場合は『奥様』(90%)、女性の配偶者の場合は『ご主人』(49%)と『旦那様』(42%)が半数に。夫婦間は『主人』に違和感を覚えて『夫』を使っていても、相手の配偶者となると『ご主人』を使っている人も少なくはないようです。

「夫婦間では『妻』『夫』で合意していますが、上司の配偶者を『妻様』『夫様』と呼ぶのは一般的ではないので、とっさにどう呼ぶか迷いました」

「『ご主人』を避けて『旦那さん』と呼ぶが、しっくりこない。『パートナーの方』というのも違和感があるし、自然な呼称が日本語にない」

「不動産の下見の際に夫婦ともにフルタイムワーカー、購入も折半なのに営業の方から『ご主人様』『奥様』と言われて思わずモヤモヤ。でも、それに代わる呼び方は自分でも見つけられない」

以上のアンケートの結果から、夫婦の間では『主人』から『夫』が増えるなどジェンダーにおいてニュートラルな呼び方が広まりつつありものの、他人の配偶者に関してはまだまだ『主人』『奥様』『旦那さん』が一般的。でも、その呼び方・呼ばれ方に納得している人ばかりではないようです。

2.「夫婦の呼び方、呼ばれ方」の未来とは?

VERYモデル 牧野紗弥さんの場合

「私は“主人”をやめました。

でも、相手の配偶者の呼び方にはまだ悩んでいます。

まずは家庭の中から言葉を見直していきたい」

「これまで特に深く考えることもなく『主人』という呼び方を使っていました(親しい人の間では『あだ名』を使っていましたが)。今は『夫』に変わりました。

呼び方を変えたのは昨年のVERYのジェンダーに関する特集企画がきっかけでした。上野千鶴子さんのインタビューを読んで、これまで私が感じていたモヤモヤは私や夫の個人の問題ではなく社会の仕組みの問題であると学びました。不満を持つのは私がわがままだから、私の我慢が足りないから、私が至らないからではない。そして、夫の理解のなさも彼ばかりのせいではない。この気づきは私にとってターニングポイントになり、以来、『育児・家事は女の仕事』などこれまでの思い込みを見直して、自分はどうしたいのかを考え始めました。

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