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「話すのが下手」だと思われる人の特徴4つ

ライフスタイル

「脈絡がない話で、何が言いたのか全く分からないんだけど……」なんて、悲しいことを言われた経験はありませんか? どんな部分から「脈絡がない」と感じさせてしまうのでしょう。今回は、相手に伝わる話し方をコラムニストのぱぴこさんに教えてもらいます。

(1)話したいことを整理してから話す

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そもそも脈絡がない話し方をする人は、伝えたい内容が整理されていません。自分が言いたいこと、その時思い付いたことをポンポンと口に出しているだけです。

もちろんガールズトークなどは、論理性とかけ離れたところにある楽しさがありますが、相手に伝わらなければ意味がありません。

自分が話したいことを、5W1Hを意識しながら頭の中で整理して話すようにするだけで、ぐっと伝わりやすい話し方になります。

(2)伝えたい事柄の主語や背景を意識して具体的に伝える

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意識することで比較的すぐ修正できるのが、「主語を省く」「指示語が多い」「背景説明をしない」といった明らかな過失部分です。

特に主語を省く癖がある人は、「意識してきちんと主語を言う」という意識付けをするだけでもずいぶん伝わり方は変わります。脈絡がない話は、「相手への情報伝達量の不足」で起こるため、重要な情報は具体的に話すよう心掛けましょう。

(3)相手が話に付いてきているか確認する

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一方的に話すのではなく「どうかな?」「どう思う?」など、自分が話している内容に相手が付いてきているかを都度確認するようにしましょう。思い付いたことをすぐ話すなどの癖はなかなか改善できませんが、その場でフォローすることはできます。

相手がどこまで理解しているのかを確認すれば、相手からも「分からないこと」を教えてもらえます。

(4)自分の言いたいことを紙に書いて読み上げる

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普段の会話ではなく、依頼事項や相談事など込み入った話をする場合は、出たとこ勝負をするのではなく、伝えたいことを整理し、紙に書いて見直すなどしていったん冷静になりましょう。

脈絡のない話は、客観性が不足している結果起こることが多いので、紙に書き出してそれを読むことで「相手にとって分かりやすいかどうか」の第三者視点で確認することができます。

楽しくコミュニケーションを取るために客観性を持とう

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脈絡がない話をし続ける人は、「会話をするのが大変な、ちょっと面倒な人」と認識されてしまします。「この人と話すのは大変だな」「何を言っているか分からないな」と思う人と積極的に話したい人はあまりいません。

コミュニケーションの機会が、意図せず奪われてしまうのは残念なことです。望まない結果にならないためにも、自分の伝え方を振り返り、客観性を持つことで「コミュニケーションを取る相手が理解しやすいかたちで発信する」というスキルを身に付けましょう。

(ぱぴこ)

※画像はイメージです

外資系ときどき激務OLコラムニスト。オシャレとズボラの狭間に生息し、ストレスを課金で潰すことに余念がない。趣味はNetflix、お酒、豚を塩漬けにすること。目標はゆとりのある生活(物理)。

Twitter:@inucococo
Blog:エモの名は。

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