(4)いつでもスタンバイしておく
人の気持ちは川の流れと同じで常に動いています。もう復縁は無いと諦めていた彼からふと連絡が来る可能性もゼロではないのです。
人間ですから、落ち込んだり自暴自棄になったりする時期があるのは仕方ありませんが、「復縁を望む!」と決めたなら気持ちを切り替えましょう。急な誘いがあった時にいつでもOKできるように、自分磨きをしておきましょう。
元カレとの復縁を遠ざける行動
反対に、復縁を遠ざけてしまう行動もあります。アプローチの前に確認しておきましょう。
(1)頻繁な連絡
前述してきた通り、元カレと相当こじれて別れた、別れた後にブロックされたという場合でなければ、連絡は復縁に必須です。
しかし、1日に何度も連絡する、元カレから返信がきたら会話が止まるまでこちらも返信し続ける、といった頻繁な連絡はNG。元カレに「まだ彼女気取り?」といった不快感を与える危険性があります。
(2)気持ちの押し付け
自分の気持ちを「一方的に」押し付けることもNG。
タイミングを見ながら自分はまだ好きだと伝えることはアリですが、それに対して相手に話をそらすことをされたり、返信がなかったりした時にはいったん引いてください。伝え続けても復縁への道は開けません。
(3)SNSでの自分の近況アピール
「もし元カレが見てくれたら」という望みを託し、SNSに意味深な文章を書いたり嫉妬をあおるような投稿をしたりしないようにしましょう。
別れても元カノのSNSを見る人はいますが、前述したようにそれは未練があるからだけでなく、フォルダを少し開いてみたいだけという心理も十分に考えられます。
相手の心を揺さぶるようなSNSは「構ってちゃん」を印象付けてしまい、逆効果になる恐れがあります。
(4)元カレの執拗な言動チェック
復縁のためのテクニックとしては、元カレが別れてからどのような生活をしているのかを知ることは大切です。ただ、それはあくまでも復縁の方法を探るための手段としてやるべきこと。
自分の心が落ち着かないからと元カレのSNSを追ったり、共通の知人づたいに彼の言動を探ったりすると、それを知ることによって自分自身の未練感情が暴走することがあります。復縁したいからこそ冷静さが必要なのです。
相手の立場に立って考えることを忘れずに
彼が嫌がることを押し付けていたり、わがままが過ぎていたり、お互いに譲り合えない価値観があったり……別れに至るには必ず理由があります。そこに目を向けず、分析も反省もせずに感情のままに復縁を願い続け、テクニックだけを駆使して動いても復縁はできません。
何かが終わる時は、「人間が成長する時」でもあるのです。元カレと再会した時に、「もう絶対に離したくない」と思われるような女性になるために、この時期を自身の成長の時期と捉え、前を向いていきましょう。
(小日向るり子)
※画像はイメージです
心理カウンセラー
フィールマインド 代表カウンセラー
正社員をしながらボランティアの電話相談員をしていました。「どんな電話も切らない」理念の中で恋愛、自死、癖、愚痴、いろいろな話を聴かせて頂きました。資格取得後はハラスメント相談員を経て現職。相談件数は2200件を超えます。...