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デートにも一人映画鑑賞にもおすすめ♡「あの頃」を思い出す甘酸っぱい夏休みムービー

1995年に公開された岩井俊二監督の名作『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』をアニメ化した本作。昨年、大ヒットした『君の名は。』に続いて、エンターテインメント性に富んだノスタルジックムービーに仕上がっています。今をときめく豪華なスタッフ陣にも注目です!

2017年8月
カルチャー

この夏最も注目される夏休みムービー

 中学時代の夏休み、何をしていたか覚えていますか。振り返ると、今よりも1日が無駄に長く、些細なことが大事件に感じられ、濃密だったのではないでしょうか。そこに思いを寄せる人がいたなら、なおさらーー。映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』は、そんな少年少女の夏の1日の記憶を刻む物語です。

 舞台は花火大会を控えた海辺の町。学校のプール掃除をする典道と祐介は、クロールで競争することになります。なぜかプールサイドには二人のあこがれの女子生徒なずなの姿が。勝ったほうにあるお願いをしたい様子のなずな。二人の勝敗が未来を左右します。一方、教室に戻ると「打ち上げ花火は横から見ると丸いのか?平べったいのか?」で盛り上がるクラスメイトたちの姿が。典道と祐介もそれを確かめる約束をしますがーーー。

「あのとき、もしもなずなを救うことができたら」
 自分に少し勇気が足りなかったことに対する後悔。だれでも経験したことがあるのではないでしょうか。典道の強い後悔が、奇跡を起こします。それがたとえ夢だとしても、ひと夏の強い記憶には間違いない。
 ラストは観る人によって好き嫌いが分かれそうですが、思春期の夏休みを思い出して、甘酸っぱい気持ちになるはず。

スタッフはヒットメイカー!

原作:岩井俊二さん

本作の原作は1995年に公開された岩井俊二監督の作品『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』。もとは1993年にドラマとして放映され、同年にドラマとしては異例の日本映画監督協会新人賞を受賞し、映画公開へと繋がりました。原作では典道やなずなたちは小学生で、よりノスタルジックな色彩を放っています。この作品を機に岩井監督は映画界に進出し、『スワロウテイル』や『リリィ・シュシュのすべて』など数々の名作を制作しています。

脚本:大根仁さん

監督を務めたドラマ『モテキ』の第2話で、主人公らが岩井監督の『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』のロケ地を巡るというストーリーを展開。セリフまわしや映像の空気感まで、女性の魅力を引き出す監督と言われていますが、今回はアニメ映画の脚本という異例の大抜擢。なずなの小悪魔ぶりに期待です♡

豪華声優陣に注目!

島田典道(声・菅田将暉さん)

若手俳優のなかでも演技に定評のある菅田将暉さんが声優初挑戦!ちょっと押しの弱い思春期の少年、典道のドキドキや葛藤を繊細に演じています。

及川なずな(声・広瀬すずさん)

クラスのマドンナ的存在で、少し影のある美少女・なずなを演じるのは広瀬すずさん。『バケモノの子』に続いて声優として演じるのは2作目。劇中で松田聖子さんの名曲を歌うなずなにも注目です!

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