買い置きのパンや余ったパン。後で食べようと思って冷凍庫に保存したままの人も多いのでは?冷凍するなら、時間があるときに完成まで作って冷凍しておけば、解凍するだけでおいしいトーストのできあがり。簡単に作れて、忙しい朝も時短になって、満足感もたっぷり。いいことだらけの冷凍トーストの作り方をご紹介します。
気持ちよく一日がスタートできる「冷凍トースト」とは?
だんだんと朝が冷え込んできて、布団から出るのが辛くなっていませんか?例え寝坊しても、バタバタの朝も、おいしい朝ごはんで迎えられたら一日いい気分でいられますよね。
少しでも気持ちよく一日をスタートさせたい、という人におすすめなのが、朝の小さな幸せのヒントが詰まった『リンネル特別編集 しあわせな朝ごはん』です。
時間がない朝でも作れるのが、この本で紹介されている「冷凍トースト」。焼くだけでおいしいトーストが食べられる、冷凍トーストレシピとポイントをご紹介します。
忙しい朝も5分でできる、冷凍「マルゲリータトースト」
家庭料理研究家の長田知恵さんのレシピ、「マルゲリータトースト」をご紹介します。時間があるときに、パンにケチャップを塗ってミニトマトやチーズをのせて、冷凍しておきます。作り置きして食べたいときに解凍するだけ。保存期間は2~3週間が目安ですよ。
作り方
1. ミニトマトは半分にカット。パンにケチャップを塗ります。
2. ミニトマトとピザ用チーズをのせて、黒こしょうをふります。
食パンは薄すぎると水分が飛びやすくなるので5~6枚切り、バゲットはある程度厚めに、イングリッシュマフィンは2枚にカットしておくこと。調味料は、パンにバターやケチャップ、マヨネーズを塗ると水分がしみ込みにくくなります。
いつも食べているお気に入りのトーストを冷凍しておくのもいいですね。ここからは冷凍トーストをおいしく食べるための、ちょっとしたポイントをご紹介します。
冷凍するとき&食べるときのコツとは?
POINT1【下処理】:水分が多いものは下処理を
キャベツのように水分の多い野菜は、塩もみした後、水気をしっかり絞っておくと焼く時間を短縮できます。厚く切ると焼き時間が長くなるので、なるべく薄く切るのがポイント。果物も水分を拭き取りましょう。
POINT2【保存】:ラップに付きやすいものは上からシートを
ラップに付きやすい食材や調味料は、写真のように小さく切ったオーブンシートをかぶせてからラップで包みましょう。焼くときはオーブンシートを外してください。
POINT3【保存】:ラップに包んでフリーザー袋に入れる
冷凍するときは1枚ずつラップに包んでフリーザー袋に入れて、空気を抜いてから冷凍庫へ。少し手間がかかりますが風味を保ち、取り出しやすくなります。保存期間は2~3週間が目安です。
POINT4【解凍】:温めるときは冷凍のまま
ラップやオーブンシートを外してトースターへ。パンや具にもよりますが、食パンなら約5分が目安で、バゲットはやや短めで。ボリュームがあるものは電子レンジで軽く解凍すると早く焼けますよ。
毎日食べたくなるお気に入りレシピが必ず見つかる
筆者が在宅ワークの合間に、この本に紹介されていたレシピの中から「アボカドツナマヨトースト」を作ってみました。ツナ缶とマヨネーズを混ぜてベースに塗り、カットしたアボカド、ピザ用チーズをのせて約2分焼くだけ。ツナとアボカド、チーズで満足感たっぷり。簡単に作れてとってもおいしく、早くもリピートレシピ確定。早速冷凍ストックしておきました。
この「冷凍トースト」はバリエ豊富な36種類ものレシピが掲載されているので、お気に入りのレシピが見つかること間違いなし。そのほか料理家・モデルなど、素敵な朝を過ごしている人たちのとっておきのモーニングレシピや朝のルーティンも紹介されています。パン一緒に食べて体が温まる一週間スープレシピなど、朝ごはんの情報が盛りだくさんです。
おいしい朝ごはんが待っているかと思うと、目を覚ますのが待ち遠しくなりそう。この一冊で素敵な朝のスタートを迎えてくださいね。
リンネル特別編集 しあわせな朝ごはん
刊行:株式会社宝島社
定価:1,012円(税込)