4. 型から取り出す
グラニュー糖がきれいにキャラメル化し、おいしそうな焼き色がついたらオーブンから取り出します。ケーキクーラーに逆さまに取り出しますが、キャラメルと型がとても熱いので気をつけてくださいね!取り出しにくいときはまわりをペティナイフやパレットでぐるっと一周させると離れやすくなります。
あら熱が取れたらどうぞ召し上がれ♪
さっくさくでパリパリの仕上がりに
焼きたて冷めたてをいただくと……予想以上にさっくさく!「焼きたてってこんなに違うのか!」と驚きました。そしてパン生地を使用したクイニーアマンは中心部にもっちり感がありますが、パイ生地だと中までパリパリ食感。また違った味わいでクセになりそうなおいしさです。
今回いろいろな冷凍パイシートで試してみましたが、重要なのはバターを使用している冷凍パイシートを使うこと。マーガリン配合のものだとバターの風味が出ないので、クイニーアマンを構成する要素としてとても大切なポイントです。
クイニーアマン発祥のフランス・ブルターニュ地方は「ゲランドの塩」で有名なように、良質な塩の名産地。ですので料理やお菓子に使うバターは有塩バターが特徴です。ほんのりとした塩気がキャラメルのコクを深めてくれるので、バターは有塩を使ってくださいね。
できたてならではの食感を味わってみて
パイやキャラメルは時間が経つと湿気ってしまったり溶けてきたりしてしまいますが、できたては格別。パリパリの食感を味わえるのは手作りならではです。
材料も簡単に手に入るものばかりで、むずかしい工程は一切なし。ぜひおうちで挑戦してみてくださいね。