苦手な貯金をカバーできる「何か」があればOK
とはいえ、実際パートナーにこうした打診をするとなると不安も生まれるはずです。「貯金ができない=だらしない」と思われるのではないかと。
ここで重要なのは、貯金が苦手なことをどう思われるかよりも、それをカバーできる得意なことがあるか、そしてその部分に目を向けてもらえるか、なんです。
例えば、「私、お金の管理だけは本当に苦手だけど、その代わりめちゃめちゃ稼ぐ自信はある!」というように。あなたの得意なことを彼にもっとアピールしてみませんか?
ここで男性に「まあ誰しも苦手なものとか欠点はあるよなあ。お金の管理は俺、パートナーには稼ぐことに専念してもらうってのもありだな」といった具合に理解してもらえれば、あなたに貯金がないことはそこまで問題にならないんですよね。
ただ、今お話した例は、この考え方に抵抗がある人もいますし、ヒモ気質がある男性や自分の収入にコンプレックスがある男性だと使えない手なので、その場合は「稼ぐ」以外の得意なことでアピールしても、もちろんOKです。
お金の価値観を補完し合える相手を探そう
もちろん、貯金はあればあるだけいいのかもしれないけれど、お金を使うことで発散できるストレスもたくさんあるわけで、大切なのはそのバランスです。均衡をうまく保つためには、得手不得手を補完し合える相手を見つけるといいでしょう。
また、貯金がないことにただ焦るのではなく、「何に備えてお金を貯めるのか?」という根本を先に考えた方がいいです。
結婚資金として貯金するのか、子どもが産まれた時のことを考えて貯金するのか、それとも自己実現のために貯金するのか。
彼氏や男性目線のことを気にして、「貯金しないといけない」という強迫観念から漠然とお金を貯めてもきっと長続きしませんよ。
令和のマネーハック02
「お金の管理は女がするもの」なんてルールは捨てる!
(文:藤本シゲユキ、イラスト:itabamoe)