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『鬼滅』と『タイタニック』の意外な共通点 「知らなかった…」とファンも驚き

劇場作の興行収入が大きな話題となっている『鬼滅の刃』だが、じつは映画『タイタニック』との共通点があることをご存知だろうか。

現在公開中の劇場アニメがメガヒットを記録し、破竹の快進撃を見せている『鬼滅の刃』だが、ファンの間では映画『タイタニック』との意外な共通点が話題になっているようだ。

鬼滅の刃

■興行収入がまた新たな領域に

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が10月16日より公開され、既に1ヶ月半が経過。11月30日に発表された内容によると、同作は動員数2,053万を突破し、興行収入は275億円を記録したという。

これは国内興行収入歴代3位だった『アナと雪の女王』(255億円)、2位の『タイタニック』(262億円)を凌駕する数値で、公開からわずか2ヶ月足らずで歴代ランキングの2位に躍り出たことになる。

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■「複雑な心境…」という声も

『鬼滅』の勢いは実際目を見張るものがあり、公開開始前からファンの間では「興行収入200億円は射程圏内」とも囁かれていた。国内における歴代1位の作品は2001年公開の『千と千尋の神隠し』(308億円)だが、尋常でない勢いを考慮すると、『鬼滅』が歴史を塗り替えるのも時間の問題かもしれない。

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映画ファンの中には「鬼滅は好きだけど、複雑な心境…」「興行収入=作品の良さではない、と分かってるんだけどね…」といった具合に、煮え切らない思いを抱える人も少なくないようだ。

煮え切らない思いを抱える人も少なくない

また、ツイッター上では両作の興行収入の比較だけでなく、思わぬ共通点も話題となっている。

■両作に同一人物が登場!?

『タイタニック』といえば、言わずと知れたジェームズ・キャメロン監督による1997年公開の映画。1912年に実際に起こった英国客船・タイタニック号の沈没事故をベースとした、壮大な一大ラブロマンスである。

主演を務めるのはご存知、レオナルド・ディカプリオだが、じつは日本語の吹き替え担当が複数人いることを知らない人も多いのでは。奇しくも今月6日、13日に映画専門チャンネル『ムービープラス』にて放送されるバージョンは声優・石田彰が声優を担当しており、石田は劇場版『鬼滅』では主人公たちの前に立ちはだかる鬼・猗窩座(あかざ)を演じているのだ。

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今回の『鬼滅』の記録更新を受けてツイッター上には『タイタニック』に関するツイートが散見されたが、意外な共通点を初めて知ったファンも多く、「知らなかった…」「タイタニック観たくなってくるな」といった声がみられた。

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■声優の名演が架け橋に

「何が本当に良いか」というのは個々人の感性に委ねられるものであり、決して動員数や興行収入だけで語れぬもの…なのだが、やはり目に見える数値にヤキモキしているファンは多数。

両作のファンの間にえも言われぬピリピリした空気が立ち込める瞬間もあるようだが、穏健派のファンの中には「記録がどうとか置いておいて、石田さんのレオ様をみんなで崇めよう!」と、呼びかける人物も。

石田の吹き替え版はファンの間でも非常に人気が高いが、パッケージ化、ソフト化はされていないため、このチャンスを逃さないようにしたい。

(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)

秋山 はじめ
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