子どもや旦那さんが大好きで「カレーライス」がよく食卓にのぼるという家庭もあるかもしれませんね。わざわざ多数のスパイスを用意しなくても、市販のカレールーを入れて完成させることもできます。ただあるママは、ルーの箱に表示されているレシピの通りに作っても上手くいかないそう。理想とはかけ離れたさらっとした水っぽいカレーになってしまうとのことです。
子どもや旦那さんが大好きで「カレーライス」がよく食卓にのぼるという家庭もあるかもしれませんね。わざわざ多数のスパイスを用意しなくても、市販のカレールーを入れて完成させることもできます。ただあるママは、ルーの箱に表示されているレシピの通りに作っても上手くいかないそう。理想とはかけ離れたさらっとした水っぽいカレーになってしまうとのことです。
『カレー、表示通りの水を入れるとシャバシャバになる。どうしたら最初からとろみがつきますか?』
カレーをとろっとした口当たりに仕上げたい場合、何か秘策はあるのでしょうか? ママたちがとろみをつけるため「わが家ではこうしています!」という方法を教えてくれました。
入れる野菜を工夫してみて
カレーの具材としてはじゃがいもやにんじん、玉ねぎなどを煮込むことが多いかもしれません。同じ野菜でも使う品種や煮込み方次第で、とろみを加えられるというアドバイスが寄せられました。
『じゃがいも、ホクホクする溶けるの入れたらとろみがつくよ。きたあかりとか』
『芋いっぱい入れるといいよぉ。カレー食べたくなった』
じゃがいもが煮崩れするとほくほくした食感がルーに溶け出し、とろみを感じられるそう。あえてたくさん入れたり、小さく切って入れたりすると良いかもしれませんね。その場合の品種は、煮崩れしにくくカレー用として売られていることの多い「メークイン」よりも、むしろ崩れやすい「男爵」や「きたあかり」がオススメ、とのこと。
『水を少なくして里芋を入れる』
じゃがいもの他に里芋を入れるアイデアも。材料のなかにねっとりした食感の里芋を加えることで、ルーにとろっとした感じが出るそうです。
『野菜から出る水分が多いんじゃないかな? 玉ねぎが溶けてるとか』
『片栗粉が良いよ。カレーがペローンって鍋から剥がれるので洗うのラク!』
玉ねぎを入れすぎると水っぽくなると感じるママもいるよう。またとろみを加えるために「片栗粉」を使う方法も紹介されていました。あんかけ風のおかずを作るときに水に溶いて入れるような材料なので、とろみの付け方がイメージしやすそうですね。
蓋をして煮込むときは水分量に要注意
できあがったカレーがシャバシャバになってしまうと聞いて「もしかしてお鍋に蓋をしている?」と問う声もありました。
『蓋を閉めて煮るか、開けたままで煮るかで水の量が違うよ』
『水入れて煮込むとき、蓋してる?』
『蓋してるとか? 蓋するときの水の量も書いてあるよ。蓋してなくても煮込み時間が短かったり、鍋の形で蒸発量が少なくてシャバるのかも』
『蓋をして煮込む場合は、水の量は少なめでOK』
『圧力鍋とか使ってない?』
『圧力鍋のときいつも忘れて分量通り入れてしまって、シャバシャバになる……』
煮込むときに蓋を閉じていると、蒸発した水分が蓋の裏についてまたお鍋のなかに落ちてしまいます。特に圧力鍋では蒸気も逃げにくく、同じように水っぽいさらっとしたカレーができあがってしまうという経験談も。もしレシピが蓋をせずに煮込む前提で書かれているならば、蓋をすることでできあがりの水分量がどうしても多くなってしまうのですね。
隠し味によっては水っぽくなりがち
カレーの中に入れる材料によってはとろみがつかないこともあるそうです。もしかしたらレシピには書かれていない意外な隠し味を入れたりしていませんか? 特にママたちが気にしていたのが「ハチミツ」でした。
『ハチミツを入れてるとか?』
『もしハチミツを入れてるなら、ルーを入れる前に入れて20分以上煮てからルーを入れる。ハチミツが原因じゃないなら煮込むときに蓋をするなら水を少なくするとか。シャバシャバになる理由はそれぐらいしか思いつかない』
子どものためにまろやかな甘みを加えようと、ハチミツを入れることもあるかもしれません。ただ入れたことでカレーのとろみがなくなってしまったという経験を持つ人もいるようです。解決方法はルーを入れる前にハチミツを入れ、その後に20分以上煮込むことだそう。もし心当たりがあるならば、今度からはより長い時間煮てみてはいかがでしょうか。