お部屋のなかにある細々としたモノたちの居場所、決まっていますか?収納グッズを上手に使ったすっきりとしたお部屋に憧れるけれど、もう少しざっくり収納のほうが合っている、そんな方におすすめなのが「カゴ収納」です。今回は、カゴを使った収納のメリットやアイデア集をお届けします。
カゴを使った収納のメリットは?
優しくナチュラルな雰囲気をまとったカゴは、お部屋のどこにあっても絵になる可愛らしさがありますよね。カゴを使った収納のメリットは、他にもたくさんあります。たとえば、こんなこと。
・隠す収納が「ナチュラルテイスト」に仕上がる
・サイズ違いでたくさん置いても雑然と見えなくなる・カゴのデザイン自体がインテリアになる
・カゴに使われている素材はさまざまなので、お好みのテイストに合わせたデザインや質感のモノがみつかり、また多用途に使うことができて便利
・自然素材ならではの優しい雰囲気で、お部屋に温かみが加わる
このように、カゴ収納のメリットはいろいろ。素材・デザイン・サイズも豊富なので家族が集まるリビングやダイニング、生活雑貨が多いサニタリー、玄関先など、どのお部屋でも取り入れやすいのが魅力です。
カゴの「素材」はどんなものがある?
それでは、収納として使われるカゴの素材にはどのようなものがあるのでしょうか。いくつか代表的なものをご紹介します。
・ラタン
カゴの素材として古くから親しまれているのがラタン(籐)。柔軟性が高く、軽量でありながらとても丈夫な素材です。ナチュラルテイストの他、アジアンテイストのインテリアにもよく合います。
・ジュート
ジュートは、麻の一種である「黄麻(こうま)」を指します。ラフな素材感で、アジアンテイストや西海岸風など爽やかなインテリアによく合います。ざらりとした手触りとどこか無骨な雰囲気が特徴です。
・ウッドチップ
ウッドチップは、白樺やホワイトアッシュなどの柔らかい木の皮を薄く削いでつくられる軽量な素材。洗練された雰囲気を持ちながら、どこか素朴で優しい雰囲気を醸し出します。
他にも、柔らかく優しい風合いの「とうもろこしの皮」や、麦わら帽子などに使われている軽い素材の「ストロー(麦)」など、自然の素材を使って作られるところがカゴの魅力でもあります。
それでは、アイテムごとにカゴ収納のアイデアをご紹介していきましょう。
アイテム別で見る、カゴ収納のアイデア集
1:【小物収納】細々とした日用品など
リビングやダイニングなどに置いておきたい細々としたモノの収納にはカゴが便利です。文具や衛生用品、生活雑貨などの置き場に困ったら、カテゴリ別に小さなカゴを用意してそのなかにまとめてみてはいかがでしょう。中身が見えないように、お気に入りの柄の布で目隠しすれば、すっきりとした印象を与えます。
こちらの写真のように、寝室の細々としたモノを収納するのにもカゴが役立ちます。蓋つきなら、中身が見えず見た目も美しく仕上がりますね。オブジェのように飾りながら収納すれば、インテリアとしても素敵に仕上がります。
2:【本収納】読みかけの雑誌や本など
カゴをマガジンラックとして使うアイデアも。大きめの雑誌を入れても倒れない、深めのデザインを選んでみてください。家具にも使われるラタンやウォーターヒヤシンス、カゴ素材として主流となっているウィロー(柳)など丈夫な素材を選ぶのがおすすめ。
3:【ケーブル収納】電源タップや携帯、ゲームの充電器など
ごちゃごちゃとしてしまいがちなケーブルを、ナチュラルに目隠しできるのもカゴの魅力。こちらは、見た目はまるで白樺のカゴのようですが、実は樹脂素材でできています。熱や水に強い素材のため、タップの他にもタブレットやゲームの充電隠しにも便利に使えそう。
4:【おもちゃ収納】おもちゃやぬいぐるみなど
サイズやデザインがさまざまなおもちゃを入れるなら、かっちりとしたカゴよりも柔軟性のあるものがおすすめです。こちらのお宅で使われているのはIKEAのもの。内側に織り込んでお皿のような形状にすることもできるので、ぬいぐるみなどお気に入りのモノは飾りながら収納するのも良いですね。
おもちゃの種類やデザインによって使い分けてみてはいかがでしょうか。