王女を演じるうえで意識していたことはありますか?
綾瀬さん ヒールを履いて、威厳のある凛とした感じで、王女っぽく美しく歩くのが何気に難しかったです。というのも、やりすぎると慣れていない人がすごくがんばってやってるみたいになってしまうので、そういう意味でも歩くのが一番苦労したかもしれないですね。
最後に、本作の舞台でもある映画館の思い出やなかに入ってみたい映画があれば教えてください。
坂口さん 昔は、僕にとって映画館というのは、アトラクションやアミューズメントパークみたいな感じでしたね。『平成狸合戦ぽんぽこ』が好きだったので、なれるならあのたぬきになりたいです(笑)。
綾瀬さん 私も子どもの頃は、自分ひとりでは行けない特別な場所だったので、家族でテーマパークに行くのと同じくらいワクワクするようなところでした。なかでも、小さいときは『オズの魔法使い』が好きで、どうしてもあのなかに入って、ほうきで空を飛んでみたいと思っていましたね。
インタビューを終えてみて……。
初共演だったとは思えないほど、絶妙なやりとりを見せていた綾瀬さんと坂口さん。おふたりのほわっとしたかわいらしい魅力と天然っぷりに、最初から最後まで笑いの絶えない取材となりました。そんな最強コンビの綾瀬さんと坂口さんが繰り広げる息の合ったやりとりは、ぜひスクリーンでもお楽しみください。
切なすぎる愛の姿に胸が熱くなる!
大人になると、ただ好きな人を想うというピュアな気持ちをつい忘れがちですが、その大切さを思い出させてくれる本作。美雪と健司のように隣にいるだけで幸せを感じられる人と出会えたなら、いますぐその思いを伝えてみては?
ストーリー
映画監督を夢見る青年の健司。ある日、通い慣れたロマンス劇場という映画館の映写室で古いモノクロ映画を発見し、そこに映し出されたお姫様の美雪に恋してしまうのだった。いまや誰も見なくなったその映画を毎日のように見ていた健司だったが、突然奇跡が起き、美雪がスクリーンから飛び出してきた。
その日から不思議な同居生活を始め、同じ時間を過ごすなかで徐々に惹かれあっていく美雪と健司。しかし、美雪には人のぬくもりに触れることができないという秘密があったのだ。好きなのに触れられない2人が出した答えとは……?
キュンとする予告編はこちら!
作品情報
『今夜、ロマンス劇場で』
2月10日(土)、大ヒット公開中!!
監督:武内英樹
脚本:宇山佳佑
音楽:住友紀人
主題歌:シェネル「奇跡」(ユニバーサル ミュージック)
キャスト:綾瀬はるか 坂口健太郎 本田翼 北村一輝 中尾明慶 石橋杏奈 西岡德馬 柄本明 加藤剛
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2018 映画「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会