ロングコートやオーバーサイズが気になる今の季節、上半身のルーズな印象を払拭するために選ぶべきはハイカットスニーカー。洋服のボリュームに合わせて、足元から全体のバランスを整えて。
ロングコートやオーバーサイズが気になる今の季節、上半身のルーズな印象を払拭するために選ぶべきはハイカットスニーカー。洋服のボリュームに合わせて、足元から全体のバランスを整えて。
トラディショナルな1足でコーディネートに奥行きを
日本の老舗シューズブランド《ムーンスター》のスニーカーは、60年代に生産していたトレー二ングシューズがベース。伝統のヴァルカナイズ製法で仕上げることで、当時の面影を残すクラシックな佇まいに。セーターとデニムパンツという定番スタイルにも深みをもたらしてくれる。鮮やかなイエローのルーズソックスをくしゅっと覗かせて、小粋なカラーアクセントを。
スニーカー ¥10000/MOONSTAR(ムーンスターカスタマーセンター)、セーター ¥54000/STUDIO NICHOLSON(キーロ)、デニムパンツ ¥19000/Levi’s®︎ Vintage Clothing(リーバイ・ストラウスジャパン)、ベルト ¥10000/Martin Faizey(グラストンベリーショールーム)、メガネ ¥43000/ayame(アヤメ)、手袋 ¥7800/WILLIAM BRUNTON(ジャーナル スタンダード 表参道店)、ソックス¥1400/BEAMS BOY(ビームス ボーイ 原宿)
オーセンティックなスニーカーでレディな装いをカジュアルダウン
アメリカでプロバスケット選手用のブランドとして《ケッズ》から誕生した《プロケッズ》。そのアイコンモデル「ロイヤル アメリカ」のハイカット版。ピンドッド柄のワンピースでつくる女性らしい装いをアクティブにカジュアルダウン。
スニーカー ¥4500/PRO-Keds(ケッズ インフォメーションセンター)、コート ¥140000/SCYE BASICS(マスターピースショールーム)、ワンピース ¥38000/Véritécoeur(ヴェリテクール)、カットソー ¥30000/BARENA VENETIA(スティーブン アラン トーキョー)、ソックス ¥700/靴下屋(タビオ)、タイツ/スタイリスト私物
ハイカットスニーカーを紹介するうえで、欠かせない《コンバース》の「キャンバス オールスターHI」。バスケットシューズとして1917年に誕生して以来、世界中の人々に愛されている大定番モデル。
各¥5800~/以上すべてCONVERSE(コンバースインフォメーションセンター)
1. エンボスレザー特有の凸凹模様がラグジュアリーなムードを漂わせるこちらは、ドイツの老舗スポーツブランド《モーブス》のもの。内側にファスナーがあるから、着脱が簡単。¥10800/ILSE möbus(ヒーローインターナショナル) 2.イタリア発の老舗スニーカーブランド《スペルガ》の1足。アッパーはスエード、ライニングはファーを使用し、見た目にも暖かく、ふわふわとした履き心地。¥9000/SUPERGA(カメイ・プロアクト) 3.1972年に登場したバスケットボールシューズ「ブレーザー」の履き心地を向上した新作モデル。履き口のパッドも高いクッション性を発揮する。¥11000/NIKE SPORTSWEAR(ナイキ カスタマーサービス)
4. 創業当時に製造されていたスニーカーを再現した「アナハイム・ファクトリー・コレクション」の「スケートハイ」。フィット感のある足首のデザインやグリップ力のあるアウトソールなど、スケーターの足を保護するために生まれた機能は、日常生活でも快適な履き心地を実現。¥10000/VANS(ヴァンズ ジャパン) 5. 《チャンピオン》を象徴するカラーの1つであるブルーとホワイトロゴのヒールパッチや、サイドに施したCワッペンが好アクセント。¥4900/Champion(ムーンスター カスタマーセンター)
photograph_Furuya Akihiro(model), Suganuma Shotaro(item)
styling_Kitagawa Saori
hair & make-up_Onishi Akemi
model_Asya
FUDGE vol.208 2020年11月号より