さまざまな食のプロに、キッチン周りのお気に入りアイテムを聞く連載企画。今回紹介するのは、洗練された手作りスイーツやお料理で人気なshimaさん。主役の料理を引き立てる食器選びのコツとは?早速、shimaさんの食器棚を拝見!
macaroni編集部
Today's Foodie
shima( @thinkofadream_2)/インスタグラマー
Instagramのフォロワー数22,200人(2018年2月現在)。デザイナーとして活躍する1児の母。旬のフルーツを使った手作りスイーツや、彩り豊かな季節の料理で人気を集めるインスタグラマー。
器にこめられた想いに耳をかたむけて
素材を生かしたナチュラルなスイーツやお料理のある風景を、シックで洗練されたスタイリングで切り取り、インスタグラムで公開しているデザイナーのshimaさん。旬のフルーツをたっぷり使ったスイーツの数々は、見ているだけで心があたたまります。
そんなshimaさんの食器棚の中には、作家さんの想いがこめられた味わい深いテーブルウェアがならんでいました。器との出会いや、選ぶときに大切にしていることなど、アイテムにまつわるエピソードも交えてshimaさんのお気に入りの食器を教えてもらいました!
1.【皿】吉田次朗
ブラッドオレンジのスライスを大胆に配置したミニチーズケーキに合わせているのは、陶芸家・吉田次朗さんの器。「落ち着いたグレーのカラーリングやマットな質感、無機質な風合いが料理やスイーツをいきいきと引き立たせてくれるんです」とshimaさん。
見る角度によって土の素材感やぬくもりが伝わってくる、奥行きのある雰囲気の器。華やかな洋菓子と合わせることで互いの魅力を引き立て合います。
2.【皿】照井荘
お友達からのお誕生日プレゼントがきっかけで知ったという、有田の陶芸作家・照井壮さんの器。有田焼の伝統的な美しさに、独自の現代的な感性を重ねて作られています。
shimaさん「セミマットな風合いが美しく洋食にも和食にも使えるので重宝しています」。シンプルなデザインだからこそ、色鮮やかなサラダなどに合わせやすいですね。
3、【皿】アスティエ・ド・ヴィラット
パリ市内に工房、ショップを構えるアスティエ・ド・ヴィラット
(Astier de Villatte)。セラミックの器と家具を中心に、オリジナリティあふれるアイテムを作り出している「Made in Paris」のブランドです。
「アンティークのようなクラシカルな雰囲気や、繊細なディテールにひと目惚れしてマグカップを買ってから、器やカップを少しずつ買いそろえています」とshimaさん。
4.【皿】無印良品「白磁」
作家ものやアンティークの器がお好きなshimaさんですが「子どもがいるとなかなかそういうものばかりも使えず、普段使いで重宝しているのが無印良品の白磁です」。透明度の高い天草陶石を使い、古くからの白磁産地・波佐見町で生産されている本格派にも関わらず、リーズナブルなのが魅力。割れにくく気軽に使えるんだとか!
5.【カトラリー】クチポール「ゴア」
「持ちやすいカトラリーを探していた時に、偶然コンランショップで出会った」という、クチポールのカトラリー。スマートで洗練されたビジュアルはもちろん、人間工学と最新テクノロジーを取り入れて設計された抜群の機能性も魅力です。小さなお子さんでも持ちやすく、shimaさんのお宅でも活躍しているそうです。
6、【グラス】木村硝子店「カルクール 7ozオールド 」
「結婚祝いに友人からもらったうすはりグラスの薄い口当たりの良さに衝撃を受けました!それ以来、買い足しながらずっと愛用しています」とshimaさん。いつものドリンクももっとおいしく、スイーツの盛り付けも繊細に仕上がるうすはりグラス。家族の人数分そろえたいですね。