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磯村勇斗さんが2021年に成し遂げたい“意外なこと”!映画『ヤクザと家族 The Family』の撮影裏話も直撃

カルチャー

――静岡県出身の磯村勇斗さん。上京したての頃、よく足を運んでいたエリアがあるという。

「下北沢です。古着が好きだったので、あの辺りの古着屋さんをハシゴしていました。下北沢って、バンドマンや演劇人、ファッション関係者など、いろんな業界の人が集まっていて不思議な街ですよね。最近は街の雰囲気もだいぶ変わったようなので、久しぶりにゆっくりと散策をしてみたいです」

――普段のおでかけは、ショッピングや食事がメイン。

「服が好きなので、よく服をチェックしに出かけます。ネットで欲しい服を見つけて、お店で試着をしてから買うことが多いですね。昔は古着がメインでしたが、最近はヨージヤマモト、トーガ、ミハラヤスヒロといったブランドの服をよく着ています。外食も好きで、コロナ禍の前は、友達とも一人でも頻繁に出かけていました。一人の時は、少し入りづらそうなお店でも気にせず入っちゃいますね。ちなみに今、気になっているのは巣鴨。『とげぬき地蔵』でしたっけ、あのお地蔵さんのある商店街をゆっくり散策してディープなお店を発掘してみたいです」

――そんな磯村さんには、今年どうしても成し遂げたいことがあるという。

「以前サウナのドラマに出させていただいたことがあるんですけど、それ以来、サウナにすっかりハマってしまって。サウナの中で熱風を巻き起こす『熱波師』という仕事の検定試験に合格したいんです(笑)。『熱波師』は今、”サウナー(サウナ好きの人たちの総称)”の間でとても注目を浴びているんですよ!『熱波甲子園』という大会や、人気の熱風師さんを目当てにお客さんが集まるサウナ施設もあるぐらい。試験は座学と実技から成るんですけど、しっかりと準備をして絶対に合格したいと思っています!」

――映画『ヤクザと家族 The Family』の出演オファーを受けたとき、どんな気持ちだったのだろうか。

「率直に『やってみたい』と思いました。社会に対するメッセージを残しつつ、人間の細やかな心の部分も丁寧に描かれていて、すごい作品だなって。任侠ものの映画は、時代劇と並んで日本映画を代表する分野でもありますし、しかも藤井道人監督の作品ということで、出演が決まったときはテンションが上がりました」

――藤井道人監督は、映画『新聞記者』で「第43回日本アカデミー賞」最優秀作品賞を獲得している。実際に仕事をしてみての感想は。

「今回ご一緒できたことで、これからのお芝居に対する考えや取り組みが変わりました。藤井さんがおっしゃっていたのは、間(ま)を恐れなくて良いということ。間があるからこそ、登場人物の本質が見えるっていう。本当にその通りだなと納得しました。それに、現場の空気感をものすごく大事にされる監督だったので、その場にどれだけ溶け込んで存在できるかということを、俳優として学ばせていただきました」

――今回の役柄を通じて、ある気持ちが芽生えたそう。

「僕が演じた木村翼は、若い世代を引っ張っていく存在で。世界は違えど、今の自分の境遇に近い部分があったのですごく共感できました。最近よく思うのは、今まで出会った先輩方からいただいたものをしっかりと受け継いで、新たなものに変化させながら表現をしていかなければならないということ。そういう思いで行動しているのが今回の翼という役柄だったので、すごく運命的なものを感じました。ロケ場所が自分の地元である静岡県の沼津市や富士市だったということも、気持ちが強くなった要因の一つかもしれません」

――名立たる役者が勢ぞろいする現場での刺激は相当なものだったそう。

「共演した皆さまからは、素晴らしい刺激をたくさんいただきました。中でも主演の綾野剛さん(山本賢治 役=ケン兄)は、翼を演じる上でとても大きな存在でした。お互いの関係性を作る為に、クランクインの前から食事に誘ってくださって。現場でも常に親身になってくださったおかげで、翼を思い切り演じることができました。綾野さんがケン兄として優しく包み込んでくれたおかげで、翼という役が生き生きとしたものになったと思います」

――最後に映画の見どころについて伺ったところ、何と言っても“家族の絆”であると語る。

「各登場人物の気持ちを丁寧に描きながら、血縁に捉われない家族のあり方を伝えている作品なので、旦那さんや奥さん、ご両親やお子さん、血縁はなくとも家族のような絆で結ばれた人など、さまざまな人との関係性を振り返る良いきっかけになると思います。この映画を観ていただくことで、血縁関係ってなんだろう、家族ってなんだろうという問いが生まれると思いますし、家族のあり方について改めて考える機会になったらうれしいです」

photo:Mariko Tosa styling:Ryosuke Saito hair&make:Tomokatsu Sato text:Kei Osaka

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