今週のみずがめ座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
不意に呼び覚まされる
今週のみずがめ座は、ふとなすべきことに呼ばれていくような星回り。
夜更け、ふと目が覚めたとき、誰かに呼ばれたような気がした。まだ自分が出会ったことのない詩に呼ばれたのだ。そんな情景が「まだよまぬ詩おほしと霜にめざめけり」(田中裕明)で詠まれています。
それは作者の心の中からの呼び声で、同時に寒さの中で霜が生まれる音とともに呼び覚まされたものでもあります。「まだよまぬ」とあえてひらがなにしてあるのは、古今東西の詩人がつくってきた詩を自分はまだ“読”んでいないという思い、そしてまだ自分が“詠”むべき詩がたくさんあるという、二通りの解釈を重ね合わせたから。
作者はこの時すでに白血病を患って闘病中でしたから、特に後者の思いは強かったはずです。作者はこの句を詠んでまもなく、45歳の若さで亡くなりました。あなたもまた、そんな風にふいに誰か何かに呼び覚まされるような思いをしていくことになるかもしれません。
今週のうお座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
巧妙に、熱心に待ち伏せること
今週のうお座は、着想の種子をきちんと寝かせて“待ち伏せ”していくような星回り。
「sleep it over(一晩寝て考える)」とは、発見とか創造とか大それたことでなくても、深夜に何事か思い悩んだとき、そのまま無理に結論を出すのではなく、一晩寝て朝起きてから得られる考えの方が結果的に優れていることが多いことを生活の知恵でとらえた言葉なのでしょう。
例えば、史上最大級の大数学者のひとりとされるガウスがある発見の記録の表紙に「1835年1月23日、朝7時、起床前に発見」と書き入れたように、確かに着想のあらわれ方の“くせ”を知っている歴史上の天才たちもまた、こうした“待ち伏せ”を成功させてきたものです。
『知的創造のヒント』を書いた外山滋比古さんもまた、「どうも考えは一度水にくぐってくる必要があるように思われる」「“しばらく忘れるともなく忘れている”と、おそらく無意識のうちに熟していたであろう考えが突然踊り出る」と書いています。あなたにとって、自分なりに上手に「sleep it over」してみることが一つの課題となっていくでしょう。
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