トーストとコーヒーの価格差は?
バタートーストはだいたいコーヒーとほぼ同額かちょっと控えめなお値段、というのが相場です。つまり、300~350円くらい。そんななか、コーヒーを50円も100円も上回る価格設定がされている場合「何かある!」と思って良いでしょう。
トーストの価格がコーヒーを上回っている場合は、期待度アップです。
良い食パンを使っているとか、すごく分厚いとか、マーガリンではなく高級発酵バターが塗られているとか。その価格には意味があるはずです。ワクワク度が高まりますね!
逆に、一枚150円くらいだと、それは「トーストをほんの少しだけ食べたい時もあるよね~」というお店側の嬉しい配慮。普通の6枚スライス食パンが出てきてガッカリすることもたまにありますが、おいしくてビックリ!の場合も意外とありますよ。
「カフェ」には「カフェ」のトーストがある
はじめに「カフェよりも喫茶店が狙い目」と書きましたが、おしゃれなカフェでももちろんおいしいバタートーストに出会えることがあります。
むしろ、さらにハイレベルなトーストに出会える可能性も。コーヒーが一杯500円以上というようなお店なら、有名なベーカリーの高品質食パンが使われているかもしれません。
最後に「おいしかった」のひと言を
最後にひとつお願いがあります。おいしいバタートーストに出会えたときは、「バタートーストがおいしかった」とお店の人に伝えてください。できれば、どんな風においしかったかも。
バタートーストなんて、とバタートースト評論家の口からいうのも切ないのですが、たいていは「あって当たり前」という程度のメニュー。こだわる人も少なく、それほど力を注いでいないお店も多いのです。
でも「おいしかった」と言われると、お店側も「うちのバタートーストっておいしいんだ、これからもおいしく作ろう」と意識してくれるようになるはず。そうして生まれたバタートーストへの愛情が、おいしいバタートーストのお店を世の中に増やすことにつながります。
この記事を参考にいろいろなお店を食べ歩いて、みなさんもお気に入りのバタートーストのお店を見つけられますように。そして、バタートーストのおいしいお店の輪を広げましょう!