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[正しい叱り方]部下をこんな風に叱っていませんか?8つの“間違い叱り”をチェック!

ライフスタイル

普段やっているその叱り方、間違ってるかも!? 今回はやってはいけない間違った叱り方8例をご紹介。やりがちな“間違い叱り”と“正解叱り”をチェックして、人望の厚い頼れる先輩になろう!

【間違い叱り6】他人と比較する

✖「○○さんを見習って」

○「こうなってほしいと思ってる」

本人の過去・未来と比較を

「他人と比較することは『内面の否定』と同じ。相手は劣等感を抱き、自信をなくしてしまいます。比べるなら今と過去の相手と比較し『どれだけ成長したか』を話してあげればむしろ自信に。さらに期待していることを伝え、その未来像と比較して足りない部分を話し合えばやる気アップにもつながります」

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「求めている役割を伝えることは、やりがいや充実感といったモチベーションに。積極的な変化が起きやすくなります」

【間違い叱り7】叱りから逃げる

✖「(嫌われたくないな…)」

○  叱る=改善提案と理解している

正しい叱りは嫌われない

「自分自身が、過去に上司から“間違い叱り”された経験しかないと『叱られたくないだろうな』『嫌われてしまうだろうな』と叱ることに恐怖や罪悪感を感じてしまうもの。叱りを『相手をよい未来へ導く改善提案』と理解していれば、必要なときに怖がらずに叱れるはずです」

【間違い叱り8】成功体験の押しつけ

✖「私の頃はこうだった、だからアナタも~」うまくいくかは人による

○「私はこうして失敗したんだよね」聞きたいのは失敗談

成功体験はあくまで一例

「『自分はこうだった』という成功談は貴重なエピソードですが、その人の個性や時代などにも左右されるあくまで一アドバイスなので強要はNG。どうしても同じ方法を取らせたいなら助言ではなく業務命令として指示し、その結果の責任も負うこと。むしろ後輩は失敗談のほうが聞きたいものですよ」

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「よくできる先輩も、こんな失敗をしたんだ、というエピソードは勇気づけられたり、信頼度アップにつながります」

イラスト/村澤綾香 取材・原文/櫻木えみ 構成/斉藤壮一郎〈BAILA〉 ※BAILA2021年1月号掲載

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