足指反らし
→硬くなりがちな足裏の筋膜を柔らかくする。
座って足の指を両手で持ち、手前に引く。「足底腱膜を伸ばします。ここが硬いと、足の裏だけでなく膝や腰の痛みの原因にも。無理のない範囲で伸ばしましょう」
5. 全身コリコリ! なんとかした~い
長時間のデスクワークで疲労困憊。ただ座っているだけなのに、いや座り続けているからこそ、血流が悪くなってさまざまな不調が起こりますよね。そこで試してほしいのが、「スキマストレッチ」。デスクはもちろん、エレベーターや信号待ちでもできるお手軽さ! わざわざ時間を作らなくていいから、いますぐ実践してみて。
自分のデスクで
【前脛骨筋ストレッチ】
座った状態で片足を後ろに引き、床に小指をつけるようにゆっくり押し倒す。
前脛骨筋とはすねの外側の筋肉。歩く時に足の外側に力がかかって筋肉が張っている人が多いそう。むくみや痛みの原因にも。「前脛骨筋は伸ばしにくい部位。会社のデスクの下でこっそり行ってみて」(NATSUKIさん)
信号待ちで
【大胸筋ストレッチ】
両手を体の後ろにまわし鞄を持つ。肘を曲げないように、鞄を少し持ち上げる。
「肩甲骨に力が入ると、反対側にある大胸筋がゆるむ。筋肉の構造をうまく利用したストレッチ」(NATSUKIさん)。腕を上げる時にゆっくり息を吸い、力を抜く時に息を吐けばよりリラックス、筋肉もさらに伸びる。
6. 寸胴体型をなんとかした~い
ボン、キュッ、ボーンに憧れる女性は多いはず。でも、くびれができないのはどうして? 一番の原因に考えられるのが “内臓下垂”。つまり腸が下がっているからなんです。下がった腸を元に戻す “腸上げストレッチ” で、いい女を目指しましょう!
STEP1:腸を緩める
圧迫されて縮こまり、硬くなった“下がり腸”を緩めながらマッサージ。骨盤底筋を意識して。
【1】仰向けになり膝を曲げ、膝は腰幅に開き、両足をぴったりと壁につける。両手はバンザイをして脱力。
【2】息を吸い、吐きながら尾骨と仙骨(骨盤の中央にある、逆三角形の形をした骨)をお腹の方に巻き込むようにする。お尻には力を入れずおへその下(丹田)に力を入れ、尾骨と仙骨を床から3cmほど上げる。腰が浮かないよう注意。吐ききったら吸ってゆるめる。【1】、【2】を10回ほど繰り返す。
STEP2:腸を伸ばす
縮こまった腸を丹念に伸ばしながら、骨盤底筋を鍛えるポーズ。肩甲骨まわりのコリも解消。
【1】両膝を立てた状態で仰向けに。両手はバンザイして脱力。足は腰幅に開き、膝も軽く開く。
【2】両足の親指の付け根に力を入れて、ゆっくりとお尻と腰を上げる。太ももと両足内側は平行にして、両膝が開かないように注意。お尻が下がらないよう、背中から膝までが直線になるイメージで。上がるところまで上げたら20秒キープ。呼吸は自然に。