今思えばデリカシーがなかった
「最近の子は成長が早いから……」と比較的配慮されるようになりましたが、当時だって嫌なものは嫌でした。
『体育着のブルマ。完全にパンツだった。今の子はハーフパンツ型で羨ましい』
『男子も女子もパンイチで身体測定』
『身体測定。当時、変な男性教師はいなかったはずだけど、いろいろと思うことがあった』
『先生の目視による肌着の色チェック。男性教諭がチェックするの、ほんとに嫌だった』
肌着に関する問題は、今でもときどきメディアにあがりますね。もしかしたら“昔の当たり前”を”今も当たり前”と思っている教育関係者がいるのかもしれません。
わが子が「嫌だと思っていること」知っていますか?
ママたちが小学生時代に嫌だったことを読んでいるうちに、当時の思い出が甦った人もいるでしょう。なかには今も改善されないまま、辛い思いをしている子どもがいるかもしれないな……と思わされるものもありました。
改めて今わが子に「学校で辛いことって何?」と聞いたら、なんと返ってくるのでしょうか。かつての自分たちと同じことを言う子もいれば、現代ならではの答えが返ってくる可能性もありますね。子どもが学校の愚痴を言っていると、つい「文句ばかり言わないの」といさめたり聞き流したりしがちですが、ちゃんとじっくり聞いてあげるといいのかも……そう思わされた話題でした。
文・千永美 編集・木村泉 イラスト・ももいろななえ
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