根津にある「不健康ランド 背徳の美味」は、築70年の銭湯「宮の湯」の女湯部分を改装した、2020年12月オープンの居酒屋。店名の通り元銭湯の女湯で飲む“背徳感”を味わえる、一風変わったお店です。今回は、そんな同店を徹底レポート!銭湯を生かした内装、メニューまでじっくりご紹介します。
【おでかけ時のポイント】
・体調に不安を感じるときは外出を控えましょう
・なるべく少人数で空いている時間に行きましょう
・周囲の人との距離をできるだけ保つようにしましょう
・マスクを着用し、手洗いは小まめに行いましょう
築70年の銭湯をリノベーションした居酒屋/不健康ランド 背徳の美味
今回訪れたのは、東京メトロ・根津駅から徒歩約2分の場所にある「不健康ランド 背徳の美味」。築70年の銭湯「宮の湯」跡地をリノベーションした複合施設「SENTOビル」の一角にある居酒屋で、女湯部分を改修して造られています。
路地裏に入ると、ポップな黄色の看板がチラリ。こちらがお店の目印です!
暖簾をくぐって、いざ入店!入り口すぐのスペースは、もともと脱衣所だった場所なのだそう。主に2〜4名掛けのテーブル席になっています。テーブルや椅子はお店の雰囲気に馴染むよう、あえてレトロなものをチョイスしたのだとか。
ロッカーは一部を残し、メニューサンプル置き場としてアレンジされています。
お店のテーマカラーである黄色のドラえもんは、招き猫代わりとして置いているとのこと。
風呂場だった部分は厨房に。それを囲むようにコの字カウンター席が配されています。天井が高く、席に着くとまるで銭湯に浸かっているような開放感・・・!
蛇口やシャワーなどは、銭湯営業時のものをあえてそのまま残しているのだそう。
今はもちろんお湯は出ませんが、土足で銭湯に忍び込んでしまったかのような気持ちになります。これが店名の「背徳の美味」の由来でしょうか・・・!?
銭湯でよく見かけるケロリン桶は、荷物置き場として利用できます。
モザイクタイルは、経年変化によって生まれた独特の風合いが魅力的!一つ一つのタイルの模様が微妙に違うので、どの席に座るか悩んでしまいそう。
ほかにも、乗っても0kgから動かない体重計は「いくら飲み食いしても0kcal!」というユニークなメッセージが込められています。つい安心してたくさん注文しちゃいそうですね。
思う存分、食べて飲んでストレス発散!遊び心あふれるメニューが魅力
それでは早速、注文といきましょう!銭湯といえば・・・そう瓶に入った「牛乳」ですよね!まずは湯上がり気分で「牛乳ハイ」(480円)と「フルーツ牛乳ハイ」(480円)をオーダー。
「甘いのかな」と思いきや、意外にも食事に合うスッキリとした味わいで、ゴクゴク飽きずに飲めてしまいます。甘いものの中に、あえて甘くない要素を入れてバランスをとっているのだそう。